君たちはどう生きるか (岩波文庫)
中学2年生の「コペル君」が、学校の友人や「叔父さん」とのふれあいの中で一歩一歩成長していく物語である。親しみやすい文体にこめられた内容は密度の濃いものだ。認識の主観性と客観性、人間同士のネットワーク的つながり、貧しい友人との関係、ナポレオンと歴史における偉大さの意味、過ちと苦悩からの昇華、そして自己の人生に対する決意。これらのことがコペル君の身近で起こる現象と密接に絡み合いながら、叔父さんのノートという形で提示される。
コペル君の経験はかなり普遍性があるがゆえに、読み進むにつれて身につまされてしまう。人間に関する基本的な問題を著者は直視しているからだ。そのゆえにこそ本書は心を打つ。
時に海を見よ-これからの日本を生きる君に贈る
もっと若いときに出会いたかった本です。 高校時代にこんな、先生に出会いたかった! 今からでも、海を見に行きたいくらいです。 震災を機に渡辺氏が性とへ向けて発信した、心がなごむ、メッセージを集めた本です。 男は紳士たれ。 孤独に耐える、私らの小学校の校長の卒業式の訓辞でした。 渡辺先生も、孤独に耐えることを唱えている。 今、孤独になかなか耐えにくい時代でもある。 渡辺先生が言う、大人になると、時間は自分では管理できない、他人の都合で管理される。 これ、あたってるな。 ブラタモリ、吉原の回に渡辺先生がご出演でした、優しい目をした方でした。
人生のプロジェクト (Sanctuary books)
「めざす」と「がんばる」は違う。
「めざす」とは”目標と期限”が明確で、その達成のために、意志を持って行動すること。
人生において、プロジェクトにおいて、至極当然の内容が書かれていますが、これがやるとなると意外に難しい。
いわゆるHowTo本ではないので、細部までああしろこうしろとは書いてません。
その分自分で考えることが多く、ときたま思い出したように再読するのもいいかもしれません。
写真も多用されていて、文章自体の量もとても少ないので読みやすい本です。
この本の中には、人間が考えられるようなことは実現できることなので、要はそれに対してどう道筋をつけていくか、
ベクトルを持たせていくかということも書いてありました。
そうだとすれば、やはり初めにどんなことを夢見るのか。想像するのか。
そういう、とっかかりの部分がとても大事なんじゃないかと思いました。
あたまを固定化せず、think freeでいつまでも「夢を見る人」でありつづけること。
それが、現実社会でとても大事なことだと思いました。
夢は夢でなく、それは現実の素なんだということ。
オトナのアイのうた(初回生産限定盤)
オリジナル曲ではなく、カバーヴァージョンが収録されているんですね!
懐かしめののラインナップですがそれを歌いなおしている点で新しさを感じました。
君がいるだけで/Sotte Bosse
M/山崎まさよし
部屋とYシャツと私/mihimaru GT session with 大江千里
未来予想図'U/徳永英明
あなたに会えてよかった/青山テルマ
初恋/佐藤竹善
Yes-No/Chara
世界中の誰よりきっと/織田哲郎
待つわ/茉奈佳奈
SAY YES/布施明
恋の予感/中森明菜
ガラス越しに消えた夏/大澤誉志幸
悲しみがとまらない Duet with 小柳ゆき/稲垣潤一
人生のメリーゴーランド - Piano Solo Ver.-/久石譲
聞いてみていいなー!と思ったのは CharaさんのYes-No でした。
でも通して聞いてるとあれもこれもよくなって… これは買いだと思いました。
君が人生の時・・・
なぜ浜省の音楽は私たちファンの心を捉えるのだろう、といつしか思う日々がありました、ついに悟りました、つまり浜省は人生を歌うからです、人の思春期からの淡く切ない思い出や私たちが感じている社会の本質を音楽を通じて表現する、しかもそれが物事の本質、心理をついているから、さらに上質のサウンドと独特の歌声がファンの心に響き、捉えて離さないのです、今尚、音楽シーンの第一線で活動しているそんな浜省のようなアーティストは彼以外にいない