星のカービィ 夢の泉デラックス
FC版のリメイク版です。
グラフィックは綺麗に向上しましたが、それとは逆に難易度はFC版より抑えた作りになっており、FC版を経験された方やアクションが得意な方には少し物足りない印象になるかな、と感じました。
敵キャラ、ステージ構成ともFC版とは若干変更されている場面もあります。
また、FC版ではなかなか発見し辛かった隠しスイッチへの入口が、かなり分かり易く画面に表示されているので100%クリアもそれ程苦労しないかと思われます。
キャラクターも可愛く、操作も簡単なのでアクション初心者の方にはお勧めできる一品です。
星のカービイ―夢の泉の物語 (ワンダーライフスペシャル 任天堂公式ガイドブック)
基本的な操作や全ステージのマップ、すべての隠し扉の場所などは載っていますので本書があれば100%は達成できると思います。しかし、コピー能力の詳細やボスの攻略法(特にデデデとラスボス)があまり載っていないのが難点です。
本書はガイドブックとしては平凡ですがカービィの資料としての観点から見るととても価値があると思われます。カービィの一つ一つアクションやコピーに対してイラストはもちろん、すべての敵のイラストが(ラスボスはすこし切れていますが)掲載されているので夢の泉デラックスではどのように見た目が変わったか比較してみると面白いかもしれません。
また表紙や途中にはスタッフが作ったであろうと思われる粘土製のカービィの写真も掲載されています。手作り感たっぷりでとてもかわいいです。
そして巻末では開発スタッフたちのインタビューが掲載されており、カービィの生みの親である桜井さんをはじめ、現任天堂社長の岩田氏、マリオの生みの親である宮本さんなどの当時(1993年)の姿を拝むことが出来ます(桜井さんの姿にはびっくりしました)。インタビューの内容はカービィの誕生からどういう経緯で本作が作られたかなどとても興味深い内容となっております。
すこし長くなりましたが本書は読んでいるだけでとても楽しめる造りとなっております。カービィのファンの方、そうでない方も読んでみることをおすすめします。
星のカービィ 夢の泉の物語
私の部屋に今でも大事に保管されているFCソフト、その中でもこれは間違いなく私のFCベストトップ3に入る。
今やカービィの代名詞となっているコピー能力が初お見えとなったのがこの「夢の泉の物語」なのだが、それでも十数種類のコピー技を操れるし、今作のみ登場したコピー技だってある。
ステージもバラエティに富んでおり、中にはUFOキャッチャーなどのミニゲームも用意されている。
カービィのライバル的存在のメタナイトも今作が初登場。さらに今回、デデデはただ単に悪事を働いていた訳ではなく…(ネタバレなので省略)。
カービィシリーズはこの頃からキャラの個性が光始めたと思う。
と、とにかくボリュームが満載の「夢の泉の物語」。GBAの「夢の泉デラックス」の面白さを知っている人にはこれがよく分かるはずだ。
星のカービー~夢の泉の物語
当時遊んだ人なら絶対に価値のあるCD。
当時ならではのレトロな音源が好きなら是非欲しい曲が多数有ります。
……がしかし、クソみたいな業者が足元を見て平気で10万越えを叩きつけてくるCDでもあります。
価値はありますが業者をのさばらせない為にも大金を出せる人も放っておいて、発売元に復刻盤の販売を要求した方が良いかな、と思います。