日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)
だれもが知っている「日本沈没」。
第一部の最後で「第一部 完」とあり、作者も第二部を書くと言っていたはずだったのに、
なかなか発表されなかった。
30年以上経って、小松左京×谷甲州というタッグでの刊行。
さすが谷甲州。
小松左京の代表作を違和感を感じさせず、見事に続編を仕上げた。
ただただ、感心するばかり。
得意の(?)中央アジアを舞台のひとつに豊富な知識をもとに
緻密な描写で書きあげている。
ブームにはならなかったが、第一部の映画リメイクにあわせて、
第二部執筆の予定を忘れずによく書いてくれた。
コアなファンには、たまらない作品。読みごたえあり。
日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)
日本沈没の第一部を読んだのは中学生の時であった。その巻末に、第一部完とあったので、第二部をずっと心待ちにしていた。でも、第二部は、なぜか小松左京が書いていない。発売直後には手に取る気になれなかった。最近、虚無回廊を読んで、再び小松左京を読みたくなり、その中で、本書も「ついでに」読んでみた。
読まず嫌いはやめよう、と思った。著者は違っていても、日本沈没第二部に違いない。構想は小松左京そのものだろうと思う。3・11後の日本と、少し重ね合わせながら読んだから余計に高い評価になっているのかもしれないが、日本という物理的な国を失ったとき、日本人のアイデンティティーとは何かを考えさせてくれる。もちろん、エンターテイメントとしても十分楽しめる。
NATURE RHYTHM
購入した時はそれほどファンでもなかったのですが、
TVで流れていた『輪になって踊ろう』が気に入って、即購入しちゃいました♪
元気になれるし、良いですよ♪他の曲も結構ノリが良くってカラオケで活躍してます。
オマケのミニ写真集?のような日記帳が、ファンには垂涎ものではないでしょうか??