アドバンスド大戦略―ヨーロッパの嵐・ドイツ電撃作戦兵器ファイル
ドリームキャスト版「アドバンスド大戦略」に付属していた兵器カタログを完全版にしたような内容ですが、一部紹介されていない兵器(M3A3スチュアートやトラック等)もアリ。同系列の兵器は同じ欄にまとめてあるので、兵器の3D写真が全て載っていなかったり、解説不足で物足りない部分もあります。ドイツ以外のトラックの紹介が無い点もマイナス。あと、歩兵ユニットやトーチカ類、装甲列車に関しては全く書かれていないのもどうかなと。文章ミスもあり、ドイツの「オチキス39H(f)自走砲」の解説文が他の兵器の解説文と同じというミスもあります。実物の兵器写真やコラム、エピソードももっと載せておいて欲しかったですね。ゲームに登場していないポピュラー&マイナー兵器も簡単に紹介して欲しかったです。紹介することで兵器の知名度が上がり、次回作で登場させてくれるかもしれないので。2001版兵器カタログはもはや無理か?
SEGA AGES 2500 シリーズVol.22 アドバンスド大戦略 -ドイツ電撃作戦-
まず兵器のグラフィックですが、かなり進歩しているようです。ポリゴンによって3D化され、ドリームキャストのAD大戦略レベルのものは期待できそうです。むしろプラットフォームがPS2ということを考えれば、ドリームキャストの時より3Dモデルの作り込みが細かくなっているかもしれません。兵器の種類は総計500以上です。
マップ画面はMD時代の懐かしいテイストがそのまま残っています。システム面でMD発売時と変化がなければ、航空機の飛ぶ「高度」の概念は無いかもしれません。
戦闘シーンは、ユニット10機ずつが整列して撃ち合うタイプです。良くも悪くも「昔ながらの大戦略」といえるもので、敵味方共お行儀良く並んで発砲する様子が涙をさそいます(笑)。サターンのAD大戦略〜鋼鉄の戦風〜の時のように、少し入り乱れて撃ち合うような演出がほしかったような気もします。
マップは40面程度です。ドリームキャスト盤のAD大戦略2001が103面あったのに比べれば、かなり少ないですね。うーん、ちょっと物足りない気がします。しかしまあ、一作目の復刻なんで当然といえば当然ですし、その分値段も安いし、良しとしましょう。
アドバンスド大戦略 5
3年ぶりに出た新作なんですが、意外や意外、従来よりも簡単になっててびっくりです!
2001をやりなれてたせいもあるんですが、部隊の進化などは訓練コマンドのおかげで、劇的に楽になってます。
また、耐久力制の導入で部隊が死ににくく、不測の事態でデータをロードする事もなくなりました♪(笑)
今回導入された架空戦記もそれほど違和感はなく「へぇ〜 こんな展開か… ってな感じで楽しめました」
当然、いわゆるトンデモ兵器も無しですね。
確かに、ウィンドウが使いにくいとか、わかりにくいルールもあるんですが、
第二次大戦もののゲームとしては充分に楽しめる秀作になってます。
何より、長年遊びなれたシステムで、じっくりと腰を落ち着けて出来るターン制の良さが味わえます。
つーか、やっぱ大戦略おもしれーわ!
アドバンスド大戦略 4
ドイツ軍の敗因は日本軍と違ってユダヤ弾圧や、純血主義など戦争以外の余計な事ばかりしていて国力を浪費した事や、素人や時代遅れの将軍(ゲーリング等)に権力を持たせたことによる事も原因だが、戦略の誤りが最たるものであろう。まぁ終わった後でなら我々素人でも何とでも言える。シュミレーションゲームの楽しいところは、それが目で見える形になることだ。このゲームは始めたばかりだが前回までの安っぽさが消え、入り込めるレベルに上がってきた。その分操作は増えているが充分楽しめる。やはりドイツ軍ものが面白い。日本軍物だと機関銃さえまともに作れなかった国なのでゼロ戦の活躍も胡散臭い感じがして、イマイチ楽しめないのだ。
アドバンスド大戦略 2001
大戦略シリーズを買うのは始めてで、ちょっとカタイゲームかなと思っていたけど、凄まじくハマッテしまった。スペイン内乱にともなうコンドル軍団の派遣から、連合軍との決戦まである。時代背景がムービーになっていて良かった。補給の確保や戦車と航空機の連携など、単純ながらに熱くなってしまう。 詰まった時は参謀助言コマンドもあるから安心できる。歴史好き&ドイツファンならハマリマス!