窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)
この本に初めてふれたのは、たしか小学5年生のときだったと思う。
毎日、担任の先生が読んでくれた。
その先生は、どの教科もほとんど教科書を使わなかった。
授業時間中に、近くの山に行ったりもした。
その自由ぷりっに一部の先生や親からはよく思われていなかったらしいが、
私たち生徒は、少なくとも私は、とても印象的な毎日を過ごせたことに感謝している。
忘れられない先生の一人だ。
そんな先生が、読んでくれる『窓ぎわのトットちゃん』が、毎日楽しみだった。
先日、あらためて読んだ。
あの楽しい時間を思い出しつつ、親や先生に近い目線でも読むことができた。
あのときと同じように体の真ん中あたりが温かくなる感じがした。
私の大学時代の後輩に、若くして4人の子どもを持つお母さんがいる。
一番上の小学生の男の子が、ちょっと元気がよすぎて、
学校でしょっちゅう怒られて呼び出しをくらって、さすがに親子ともに、
心も身も疲れてしまって悩んでいると聞いた。
その後輩に、『窓ぎわのトットちゃん』をすすめてみた。
彼女は、涙を流して読んだ。
自由奔放なトットちゃんとわが子を重ねたのかもしれない。
『きみは、ほんとうは、いい子なんだよ!』
校長先生がトットちゃんを見かけたときにかける言葉が心に響いたのかもしれない。
そして、毎晩子どもたちに少しずつ読んでいる。
「もっと読んで、もっと読んで」と大好評で、
少しふさぎこみがちだった長男の表情にも元気が戻ってきたそうである。
窓ぎわのトットちゃん
1982年にLPレコードで発売で 現在はオンデマンドCDとして入手可能に!
(当時のレコードも ネット・オークションで販売されていたりしますね)
朗読は 著者ご自身で黒柳徹子さま
作曲は 小森昭宏さま
指揮は 小林研一郎さま
演奏は 新星日本交響楽団さま
作・構成は 黒柳徹子さま・飯沢 匡さま
絵は いわさきちひろさま
ジャケット・デザインは 和田 誠さま
〜1982年に簡易保険ホールにて収録
お話だけでも感動的、音楽が加わるとさらに感動的・・・
ただ、「愛」について語るのと同じくらい音楽って広くって・・・
台風の目と台風におなりなさい、と言われでもしない限り言いたくない!
くらいステキ♪
そして、「愛」について歌うのと同じくらい音楽って深くって・・・
台風なんかじゃない、それ以下でそれ以上にひどいレッテルをはられるんじゃなきゃ歌わない!
くらい愛に満ちています♪
Blue-中村佑介画集
一時期在庫なしでしたが、ようやく入手できました。
本当に収録されている作品数が多いです。1枚1枚バラバラに見てもいいですし、全体的に見て画風の変化を感じるのもよし。どの作品のジャケットや表紙に使われたイラストか思い出しながらページをめくると、その多彩な仕事内容に圧倒されます。ゆっくり時間のある時に楽しむことをオススメします。
CDのジャケットイラストなどの縦横の比率に合わせてなのか、この画集自体が正方形です。およそ20センチ×20センチで基本1ページに1枚のイラストが載っています。(イラストによっては反対側のページに下書きが)
しかし中には横長いイラストがあり、それは見開き左右いっぱいに載っています。その為、どうしてもイラストの中央部分が見づらいです。厚さが3センチ弱ある本なので、強く広げるとクセがつきそうです。広げてもいい構造にはなってはいるそうですが綴じが弱い印象が強くて、開ききるとそれだけでページがばらけてしまいそうです。
最近よくある判が大きく、厚さが薄いイラスト集に慣れていると、扱い方に少々戸惑います。
巻末では様々な人からのコメントと、中村佑介さんご本人のコメントが載っています。どうして『Blue』というタイトルなのか、知ることが出来ます。
サンダーバード 劇場版 [DVD]
オープニングがテレビ版と違うので、最初「あれっ?」と思う方もいると思うが、始まると、違和感無く見られる。ゼロXの組み立ては、公開当時から評価が高く、某評論家をして「まるで記録映像を見ているよう。」と言わしめた名シーンであり、これを見るだけでも買うかちあり。ゼロXがスパイ(フッド)のせいで墜落し、脱出装置で逃げるシーンがあり、これが、ラスト近くの救出の伏線となっている。全体的に、60年代に作られた物とはにわかに信じられないつくりの映画だ。昔見て感動した人も、最近知った子供たちも見て欲しい作品である。エンディングはいかにもイギリスらしい。
アメトーークDVD6
放送された時、面白すぎて忘れられなかった徹子の部屋惨敗芸人が収録されていたので買ってしまいました。
インパルス板倉VS徹子さん。
黒ちゃんVS徹子さん。
徹子さんと絡んでいない方の表情を見ていても楽しく。
友近徹子のシミュレーションのあと、小島よしおとサンドイッチマンの本番徹子はどうなったかも特典映像として入っていてほしかった。
永久保存版です。
たいこ持ち芸人はいらなかったな。