USEN宇野康秀×8人の若手経営者のリアルビジネス
タイトル通りUSENの宇野社長と親交のある若手経営者との対談です。
内容についてですが、レインズインターナショナルの西山社長やサイバードの堀社長などさまざまな若手経営者達が独自の経営哲学や会社に対する考え方からどういう学生時代を過ごしてきたのかまでしっかりと語られています。
8人もの若手経営者のインタビューを聞くと、自然と彼らの共通点というものが見えてきます。
まずは自分の信念に対して常に誠実で真面目で謙虚であること。
事業を始める仲間が非常に有能だったということです。
まあ運と言えば運ですが、大きいアクションを起こす際のタイミングが絶妙なこと。
自分のやりたいことに相手を巻き込んでいく勢いがあることなどです。
個人的に宇野社長をさすがだなと思った点は、サイバーエージェントの藤田社長との対談で藤田社長に対してとても敬意を持って接しておられて、言葉遣いなどもすばらしかったです。
渋谷で働く社長の告白をお読みになった方は分かると思いますが、いまの藤田晋があるのは宇野さんのおかげと言っても過言ではありません。
そういう姿勢だからこそ、宇野康秀という人間はここまでになったのだと改めて実感しました。
USEN宇野康秀の挑戦!カリスマはいらない。
誤字が目立った。著者の文章力にも疑問がある箇所がいくつか。
ただ、現在の宇野さんを形づくっているもの、USENを取り巻く状況、どうして現在の姿が存在するのか、なんでGAGAと一緒にやっているのか等など、過去からの推移を知りたければ、内容には満足がいく一冊。
全体的にちょっと内容がUSEN寄りかな、と思ったが、そうではない部分もいくつかある。これは視点の取り方による問題かも。内部的な事情やらいきさつが多ければ、そうもなる。それでも過去の違法配線問題に絡む、会社運営の正常化に関する宇野さんと社員たちの努力のくだりは、泣ける話だった。
メディアを通じて知る宇野さんのイメージはソフトなのだが、内実は肝がすわっているタフガイなのだなーという感想を抱いたし、あらためて立派な経営者なのだなと思います。
浜崎あゆみ Photo&Episode -Revolution- (RECO BOOKS)
あゆを非難しているのかと思うような文章が度々ありました。
後は、文章の途中で写真が入ったりして読みにくい部分もありました。
あまりお勧めできない気がします。
東京島 [DVD]
結婚20周年の記念旅行で無人島に流れ着いた清子。
そこに16人の若者が漂流してきます。
無人島の住人17人。女1人。
さて、何が起きるでしょうか?という物語です。
様々なことを想像されると思いますが、この設定が観客に記憶として残るものでしょう。
もし、自分の身にそんなことがおきたらどうするだろう、と思い返すことになるでしょう。
『ロビンソン・クルーソー』や『15少年漂流記』など舞台設定としては古典的ですが、エンターテイメントには不向きかな、と思ったりしました。
木村多江さんの「同窓会であっても誰だっけ?と訊かれるような女」は存在感ありました。