2008年12月に大腸がんステージ3と診断され切除した44歳の女です。
この本とは手術前に出会いたかった、が本音です。
願わくば 術後補助化学療法の内容について 突っ込んで話していただきたかったです。 都心以外の地方では まだまだがん治療の専門家など望めないのが実情です。 外科のドクターがとりあえず化学療法もやってるというカンジで、残念です。
患者はもっと知識をつけるべきです。 いつもドクターにおまかせでは、真の良い治療などのぞめるはずはありません。 こういう参考書で患者も病について知るほうがいいに越したことはない。 そういう意味でオススメです。
大腸がん患者が家族に居るので、退院後の献立に役にたちました。
良書です。
済陽先生推奨の食事療法はなかなかに厳しい内容なのですが、それを何とか実践しやすくするよう工夫がこらされてます。
「今あるガンが消えていく食事」の要点も簡潔に記されていて、長い文を読むのが苦手な向きにはこちらの方が便利かもしれません。
この本で著者は2つの視点から一つの被写体を描いている。一つ目はタイトルの通り、一介の「患者」としての視点。もう一つが、ジャーナリスト・鳥越俊太郎としての冷静沈着で好奇心旺盛な視点。読む前の予想と比べると、後者の視点がやや強めに出ているように思う。
それにしても著者は、非常に幸運だったとしか言いようがない。
まず、転移巣があったので書類上は「ステージ4」なのだが、その転移巣の増殖は極めて緩慢であり、実質的にはステージ2.5程度である。それに、入院先は天下に名だたる虎の門病院。これでまともに治療を受けて治らないほうがおかしい。逆に、最適な治療を受けられずに、あるいはそういうものがあることを知らずに亡くなってしまう方々に申し訳なくなる。
本書は肝転移の切除までで止まっているが、ぜひ、医師に告げられたという「最後の手術から5年生存」を達成していただきたい。そして、「完治記念パーティー」とか何かの名目で、ジム通いもはじめて昔より逞しくなった鳥越さんを、視聴者みんなで祝福したいものだ。
表紙からは想像出来ないくらい、内容は綺麗な料理のカラー写真が大きくたくさん載っていますよ♪大腸ガン経験者でフランスで料理修業をした料理研究家のレシピはおしゃれで美味しそうです。お医者様のコメントも載っていて、大腸がん・ポリープ再発予防のレシピを初めて買った私には、ぴったりの本でした。レシピ満載なので、買って良かったと思いました。
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