2版があった頃に気がついて欲しかったのですが、3版が出るとのことでずっと待ってました。 PART2までが知っておいた方が良い程度の知識が簡単に書かれていて、ソーシャルな話や BackTrack、MetaSploitの使い方がちょっと書いてあります。(他のことも書かれています) 次にPART3で、メインであろうオーバーフローのお話が結構書いてあって、Windowsについても書かれています。 Windowsについては主にメモリープロテクションのお話で、項目の最後に参考文献も書かれているので結構親切です。 あとはContent-TypeAttacksって言うらしいんですが、pdfexploitの話や簡単なSQLInjectionの話もあります。
とりあえずほとんどのトピックを網羅している気がします。上記に挙げた以外にもいろいろなことが書かれています。 それでいて、章や各種トピック?の最後には参考文献というか参考サイトが書かれているので親切です。 wargameやCFなど好きな人には為になる本だと思います。
この手の本で、自分の中での順位が変わり GrayHat > Hacking: 美しき策謀(2版) > ハッカー・プログラミング大全 攻撃編 副読本としてはHacking: 美しき策謀(初版)かな。 オーバーフローとかその手の話はどの本も一緒になるのですが、これ(GrayHat)は+αの資料が多いので良いと思います。
内容的にはおもしろく、楽しめると思います。ただ、自分のPCだけかもしれませんが、ゲーム中に武器選択画面にするとたまにフリーズしたり、多少いらいらすることがありました。 ちなみにOSはWindowsXPです。
ロックマンエグゼシリーズは、周辺グッズやカードをいかに集めるかによって非常に有利なゲームデータを作り上げらました。
特にデータカードは直接的に性能を変化させたり、有利なゲーム内アイテムを入手出来たため、持っている/いないでゲームの難易度が変化します。
更にユーザ同士での対戦においては、これらの外的要素で勝敗に大きな影響が出ます。
しかし、そのカード自体販売数が非常に少なく入手経路も限られていたため、オークション等で入手するしかない人も多く、
それ以前に、メインターゲットユーザである児童にはあまりに高価な買い物であったと思います。
これらの現象を認識しつつも、アドバンス時代その商法に変化を付けなかったのは、
・シリーズ物であるため、量を作って余らせてしまっては本末転倒
・かといって、ゲーム外で投資しているのに効果が薄ければ意味が無い
といった理由が考えられます。
その為、一般販売されているカードのほぼ全てがノーリスクで入手出来て且つこの価格に収められているこの商品は、ある意味カプコンの意気込みや実験的精神が感じられます。
恐らく、この商品を販売した理由として
・Wi-Fi対戦が出来るため、パワーバランスを最高水準で平均化したい
・コマンドカードシステムのため、ユーザ間での共有が容易になってしまい、カード自体をあまり売らない方向へシフト
といった事が考えられます。
色々御託を並べましたが、流星2を持っている方は買って損する事は無いと思います。
ただ、折角書籍と言う形で販売するのならカードイラストは穴空きの無い物を掲載して頂きたかったです。
そこの点だけ★-1で。
ロックアルバムという触れ込みで発売された作品です。
いかにも「ロック」という感じの3曲と、本人曰く「ロックバラード」である「紅のうた」と半分がロックナンバーで占められている。
1曲目「ロック試練の恋」はビートルズやクイーンを連想させ、全体が明るいアメリカンな感覚の音に仕上げられていて非常に心地よいです。ライブでも一番演奏されているよう。
しかし「ロック試練の恋」というタイトルである以上は「ジャズ試練の恋」や「弾き語り試練の恋」もいつかは聞いてみたいかも・・・
このアルバムで一番の名曲は「50年後も」で間違いないでしょう。後に弾き語りの限定版にも収録されていますが、どちらもそれぞれの味があり素晴らしいです。もともとが半端ない良質のメロディーなので、どんなアレンジでも良さは失われないのでしょう。
しかしこのアルバムでは、意外にもロックとは遠い位置にある「Happy Time Happy Song」「英語でゴメン」などのポップス系の曲の良さが際立っています。特に「Happy Time Happy Song」はタイトルとは裏腹に非常に深みのある完璧な歌詞。「Tigersongwriter」における「サンクトペテルブルグ」のような、アルバムの中核に置くべき名曲。
これぞKAN。
どの曲もちゃんとそれぞれのキャラがあり、いわゆる「捨て曲」などひとつもない。「MAN」以降のKAN作品の質の高さは半端じゃないのです。
テクノの細かい定義は置いておいて、たまにトランス風になったりするテクノ調にアレンジされたアルバムです。
ネタがビックタイトルなだけに先のロックアレンジ同様丁寧というか無難な出来。要所要所オリジナルフレーズが入っており「アレンジ」という感じはしますが是非は聴く人によって分かれそうな気がします。この時期に出すのならいっそのこと面影も無い程砕いてくれた方が好みだったのですが…。メドレーが中々良い感じだと思うのですが、1曲だけなのは寂しいですね。全体的にダンスナンバーの様な曲ではなく、落ち着いた出来になっています。個人的にはフレイムマンが今風でお洒落かと。6の曲はアレンジしやすいのかな?
例によって収録されている原曲ショートverは1ループする前に切れるので凄く微妙です。カプコンの自社レーベルから発売されたファミコン音楽全集が手に入ればそちらの方が良いです。
ブックレットには一応二言三言スタッフコメントが載ってます。曲以外はロックアレンジと同じ感想なのですが、値段分もうちょっと遊び心を加えて欲しかったかな、といった一枚です。
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