BLIND MELONのシャノン・フーンの追悼アルバム。中身は未発表曲と発表曲の別バージョンの曲が収録されている。言ってみれば、よくあるパターンである。 Gun'S & Rosesに見出されてから、わずか2枚のアルバムを残してのことだった。 彼らの曲というのは、オリジナルの2枚のアルバムからそうだったが、音的にはルーツなアメリカンロックをベースにしているというのがよく分かるのだが、どこかダークな部分があるのが非常に特徴的。このニコでは特にそれが顕著に出ている。 ダークな部分といってもヘビィロック的な音的に重いということではなく、もっと内面的な暗さである。内面のダークな部分を曲に表しているというか…。 90年代を駆け抜けたロックミュージシャンというのは、本当にカリスマ的な人が多かった。そして、カート・コバーンを代表として死んでいった人もいたが。 個人的には、このシャノン・フーンもそういったカリスマを持ったミュージシャンの一人だと思う。 個人的はこういった、アメリカのルーツなロックを現代的に解釈してくれるバンドは大好きである。しかし、最近はこんなバンドもメジャーシーンに登場しなくなり、ちょっと残念である。 できれば、彼の才能をもっと味わってみたかった…。 哀悼
自分のようなコアなファンは、恐らく前作DVD同様、日本版は発売されないと思うので、すぐ買われる様お勧めします。前作DVDに一部収録されていた映像もありますが、全編BLIND MELONの不思議なパワフルさが堪能できると思います。又、なんとなく興味があるだけの方も、まだ通して見(聞き)易い選曲だと感じます。
DVD動作は、PS2(SCPH−30000)で再生出来ました。
このバンドが早くに活動を停止せざるを得なくなったのは本当に惜しい。
レッチリのカリフォルニケイション以降のサウンドをもっと前から形作っていた。
ファンキーでタイトなリズム、浮遊感あるギターとボーカル、バンドの根底にはノスタルジックな土臭さ。
カテゴライズが無意味であるという事を感じさせてくれるバンド。
ヴォーカリストが不慮の事故にて変わったといえ、これはまさしくブラインドメロン・サウンド!タイトに締まったリズム隊、絡みが渋いツインギター、そしてブラインドメロン・サウンドを引き締めるハイトーンヴォイスのボーカル!!
シャノンを忘れてはいけないが、今はトラヴィスがヴォーカルなのだ!2008年のこの世にこのような良質で音楽に対し直向なバンドは多くないと思うし応援してあげましょう!
『So high』という曲の最後のフレーズ、『If Lennon was here he would sing this part...』に改めてこのバンドのセンスの良さがうかがえる。
13年ずっと聞いてて良かったと思うバンドです。
※snbjmcさんもコメントされてますが、Unified Theory というバンドもかっこいいです。
2000年に『Unified Theory』、2006年に『Cinematic』というアルバムが出てますが、
日本未発売みたいです。しかも『Cinematic』はiTuneでしか手に入れることができませんでした。
こんないいバンドはもったいないです。
ちなみにこの Unified Theory のヴォーカルであるクリス・シンが現在の Blind Melon のボーカルのようです。
NEWアルバムが待ち遠しいです。
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