オムニバスの特徴はいろんな人をつまみ食い出来るところだと思う。そしておいしかったものをより味わおうと単体に手を出すと失敗は少ないですよね。個人差はあると思いますがこれでおいしかったのは菅野亜梨沙と野々宮りんだけです。元アイドルとレースクインですからね。あたり率が10%と低めですが、980円でこの美形2人を味見できるのなら…ということで★3つです。
ずっとなかなかの駄作なのだが、最後は上手かった。ロシアの小説の話から後が。ラストで★プラス1
大石さんの作品に出てくる女性は描写がいつもそっくりですね。 ほっそりとしたモデル体型な美人、ミニスカート&ヒールが似合う、化粧が濃い、 中身は浅はかで稚拙な女性ですね。 それはともかくとして、いい年して借金まみれで相手に依存する女が、 高年収に目がくらみ、相手がとんでもないサディストで屈折した男だった というのはとても魅力のある登場人物に思えません。 読んでいてキモイ、と思いました。 どっちもどっちでやはりカップルはお互いの鏡ですね。 ですので特に共感もなく、ただ展開がとても気になったので そこはとても引き込まれました。 このストーリーで何を得たのだろう、と考えると 甘い話には裏がある、ということですかね。 結婚相手はやはり見極めなければ・・とつくづく思いました。 性格、年収のほかに生育暦や両親との関係が人格形成に左右されるのかと。 そこが自分にとってカルチャーショックだときっと結婚後もズレが広がると思います。結婚に対して冷静に考えさせてもらいました。
※タイトルの通り、ホラーではない。
『まさに、少女が我が家に来ているかのような錯覚に…』
まではいかないが、惹きこまれて難なく読破できた。
ナボコフ氏の「ロリータ」を読みたくなったことは言うまでもない(笑)
この著者の作品は「自由殺人」から読み始めたため今冊で2冊目だが・・・一気に読ませるのがうまい。
表現がそこまで凝っていないため、サクサクと読める。読みやすさは東野圭吾あたりと似ているなぁと思った。
テーマは「中絶」
法的な大量殺人者が法外の殺人も行う。
しかし彼は善良な性格。特に理由があるというわけではなく、ただ殺したいから殺している。シンプル。
各国の中絶の歴史についても書かれているので、中絶という単語を知っているだけの方には一読して頂きたい。
ただ、彼が性的な目的で拷問するわけではないということは二回目以降でわかるのだが、毎回「性的な目的ではなく〜」と書いてあるので、蛇足だなぁと感じた。
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