若々しい文章で現代の天才が語る文章は、何年たってもその素晴らしいお人柄が垣間見えます。以外にも努力家・苦労人なのですね。日本が世界に誇る天才の一人です。
初回限定盤に比べて楽曲は半数以下。どうせ買うならまだ在庫のある限定盤の方がいい。
ただし、DVDが付いているのは通常盤だけ。ちょっとした映像だけでも視たければこちらを買うしかない。
それはともかく、本アルバムに含まれるタイムメッセンジャーは楽曲の中に安室奈美恵が歌っていたBody Feels Exitの旋律の核心部分が挿入されている。それを作曲したのは言わずと知れた小室哲哉。
本楽曲が出されたのは小室氏が問題を起こしていた最中。裁判での説明からするとベースの楽曲の権利は当時エイベックス社にあって、その楽曲を挿入した曲がエイベックス社から出されていたことになる。よきにつけあしきにつけ、特異な音楽会社が小室氏にこうさせたり葉加瀬氏にこうさせたりして、まあ悪く言わなければ面白いものを作っていたという曰くつきのもの。
人騒がせと言えば人騒がせ、奇妙な感じと言えば奇妙な感じと言えるし、ベスト盤が商売堅気で寄せ集めの切り売りになってしまって案外不評という事もままあることである中で、保存としてもないよりはまし、初めて買って初めて聴く人もいるわけだから、あまりクサす必要もないと私は思っている。もうちょっと経ったら小室・葉加瀬の両氏から後日談を聞いてみたいような気もするし、本当は本アルバムにのリーフレットにそうしてもよかったろう。ベストの中でも悪くない、これこそベストオブベスト、聴く者を力付けてくれる曲が、このコラボレーションと言ってよいタイムメッセンジャーであると私は思っている。
情熱大陸の演奏がすごくかっこよかった。 繰り返し聞いています。
本物のグランドピアノは居間に置けないし、仮に置けたとしても弾けません。そんな私でも、ピアノのある休日が実現できます。休みの朝、
ピアノを聞きながらのブレックファスト、そう、朝食ではなく、、、
番外編の放送が決まり、DVDを購入して見直しているのですが、
何度見てもおもしろいです。
落ちがわかっていても楽しめる落語や、繰り返し聞くことで共感が深まる音楽のように、
ストーリー構成以外の魅力も大きいのではないかと思います。
このムックスタイルのガイドブックは、「てっぱん」の放送が始まったころ刊行されたようですが、
今ごろになってはじめて読みました。
内容は、あかり役の瀧本美織ちゃんをはじめとする主な登場人物の紹介とインタビューがメインで、
ナレーションの中村玉緒さん、音楽の葉加瀬太郎さんのインタビューもあります。
脚本家やプロデューサー、演出家といった制作サイドの話や、料理監修のオカズデザイン、
トランペット指導のやまさきしょうこさんなどのページも興味深く、
ロケ地である尾道と大阪の簡単な紹介や、第1週から第8週までのあらすじも掲載されています。
アシスタント・プロデューサーの方が尾道ロケについて書かれた「てっぱんロケ日記」は、
現場のようすがかいま見られるようで、楽しく読ませていただきました。
ロケ前日の5月23日に尾道入りした日は大雨で、天候を心配するスタッフに、
「絶対降らないよ、大丈夫! 私、晴れ女だもん!」と自信満々の美織ちゃん。
結局、翌日から6月6日のロケ最終日まで雨は降らず、
7日の朝、美織ちゃんとマネージャーさんとAPさんは、
おいしいという噂を聞いていたホテル近くのパン屋さんで朝食をとりながら
雨の尾道を眺めたそうです。
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