最愛の妻の死に面し、残された夫に不思議な出来事が起こり続ける。それは、亡くなった妻から夫への最後のメッセージだった…。 ケビン・コスナー主演のサスペンス。先に進むにつれ明らかになっていく真実。そして、ラスト…。 正直ここまでいい作品だとは思いませんでした。いい意味期待を裏切られた感じだ。死後の世界。超常現象。もしかすると本当にあるのではないかと思ってしまいました。 愛すること。信じること。生きること。 わかってはいるつもりだが、その大切さをさらに学んだ気がします。 あまり話題にはならなかった作品だと思いますが、隠れた名作と言っては失礼かもしれませんが、一見の価値のある素晴らしい作品だったと思います。 DVDの仕様も、DTS、音声解説付き。値段も安くなっているので得をした感じがしました。
マスターと可笑しなバイトが織り成すストーリー。 なんでこんなヘンテコな人たちが…といった具合に個性的。 出ている面々も意外に豪華で(←失礼??)個性的。 独特の”間”を楽しむ俳優達とこれを見る視聴者が融合した時に この作品の良さが分かるだろう。
室井サンの視点ならではのリアルな官能小説は、読んでいて取りあえず安定感がある。
スーパのパート先の店長が、夜のお勤め先(風俗店です)に偶然お客として現れるお話なんかは、かなり面白く読んだ。
・・だがしかし、今回注目せざるを得ないのはやはり、表題作・『ママの神様』であろう。
水商売のお店を切り盛りするシングルマザーの、一人息子に対する愛情・・。
幼稚園もいつも、遅刻ばかりだし、お弁当だって一度も作ってあげられない。
夕飯でさえも、開店準備に忙しい為、オリジン弁当ばっかし。
それでも、たとえどんな母親であろうと、子供にとっては「ママが一番!」
だし、また、逆もしかり。
母親にとって、子供というのは唯一の「神様」なのです。
ぎゅーーっっとしてあげる事。
それが一番の、子育て術、なのかもしれません。
何年か前、出張先のホテルのテレビでNHKの「わたしはあきらめない」にこの作家が出演しているのを偶然見ました。内容は覚えてませんが、何か触発されるものを感じました。僕は面食いなので、見た目も派手なので気にはなっていましたが、読む機会がなく、先日書店をぶらついたときにたまたまこの短編集が目についたので、読んでみました。 表題作の「熱帯植物園」ほかいずれもが1人称の高校生を主人公とするものですが、僕には「面白いけど、感じない」というのが感想です。自分の過去から現在までの生活感覚とあまりに隔絶していて、想像力がついていきません。僕が高校時代を過ごした宮城県は男女別学でしたから、女の子と喫茶店に入るだけで一大決意を要する状況でした。共学の高校が舞台というだけでまず見知らぬ世界なわけで、そこで展開される物語は、筋書きを追う楽しみはあるけれども感情移入しながら読む楽しみは与えてくれませんでした。SFだと思って読むといいのでしょうか。 ただ日活ロマンポルノ(古いね!)の原作には適してるかもしれません。ロマンポルノは玉石混交でしたが、ときどき常識のタガをとりはらって遊ばせてくれるディープなストーリーがありました。本書に収められた作品も映画館で見たら結構堪能できるような気もします。
落語を聴いてみたいと思っていたので、TVで見ていた花録さんの「入門」と知って購入。話はわかりやすくて難しい事はなく、とても楽しめました。入門編にはいいなと思いました。
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