ベストオペラ101を楽しく聴いております。素晴らしい演奏の音源の蓄積があるデッカの中から、101曲に絞る作業も大変だったと思いますが、選曲はとてもバランスのとれているものですし、嬉しくなるような演奏の数々を聴き、堪能しています。
カラヤン、ショルティ、ロリン・マゼール、ズービン・メータ、シャルル・デュトワ、アシュケナージ、シノーポリ、ホグウッドなど、20世紀を代表する指揮者による演奏が含まれていますし、オーケストラも多彩で広範囲の管弦楽団を聴くことができました。
声楽曲が好きで、30年以上前からオペラ・アリアをよく聴いてきました。声楽家の特徴は、歌い手によって、声質も表現の仕方も高音の伸びも違うということです。いろいろな名歌手の歌声は、例え録音が古くなっても貴重だと言えましょう。
特筆すべきことは、世紀のオペラ歌手が残した全盛期の声を確認できることでしょうか。名プリマ・ドンナも加齢とともに衰えが見えるわけで、絶頂期の演奏は録音でしか確認できないので、古い音源も新しい音源も含めてこのような企画は貴重です。
マリオ・デル・モナコ、ジュゼッペ・ディ・ステファノ、ジュリエッタ・シミオナート、カルロ・ベルゴンツィ、レナータ・デバルディ、テレサ・ベルガンサ、ジョーン・サザーランド、ニコライ・ギャウロフ、ルチア・ポップ、モンセラート・カバリエ、という往年の名歌手の歌唱は素晴らしいですね。
そしてプラシド・ドミンゴ、ミレッラ・フレーニ、キリ・テ・カナワ、ルネ・フレミング、エディタ・グルベローヴァ、ソプラニスタの岡本知高、7曲収録されてあるパヴァロッティ、これぞ名歌手のオペラ・アリアでしょう。
今作も期待以上でした。今作はより洗練された印象を受けました。歌う人KOKIAの更なる進化に期待できる一枚です。 公式ショップでは「AKIKO∞〜」とのセットも購入できます。
私はこのドラマを観て人との縁の大切さを感じました。人との縁は、ずっと繋がる人も居れば、そうならない人も居る。ある人と出会う事によって自分の人生が変わる事だってある。それくらい人との繋がりは大切なものであるのだと改めて実感したドラマです。
特に聴きたいのは、ブレッドの「イフ」。番組とマッチした美しいメロディは最高です。TVドラマを知らない若い人にもおすすめです。 現在、この曲を手に入れようと思っても、ほとんど不可能なので、こうしたアルバムはうれしいです。
|