第45話・46話(終)のレギュラー2話と、十年目の再会・二十年目の選択・三十年目の運命、が全て収録された贅沢な1枚です。
画質はリマスターしたと言っても、ほぼ当時のままで良くはありませんが、BD特有の長時間収録(393分)を生かされた逸品です。
画質の分、☆一つ減しました。あとは申し分ありません。
なんてノスタルジー!
思い入れのある作品だから今観てもいい。
カメラワークがいまいちで目が廻る感じだけど、
古き良き?時代を満喫できますよ。
たばこが普通にどこでも吸われているし、甲府の旧駅舎が、公衆電話が、
もうたまらない程なつかしい。(遠い目)
ああ、優作さま。
私はあなたの出演作の中で、中野刑事役が一番好きです。
生涯の宝物です。
いまや伝説のドラマですね。1話完結型で毎回豪華なゲスト陣と主演二人の会話が時にはユーモラス、時にはたまらなくかっこいい。映像もフィルム感が強くてハードボイルドタッチだし、吉田拓郎による音楽もものすごくマッチしてる。中村雅俊が女性に弱い設定でもあり、ゲスト女優陣も見どころ。ロケが多いのでアクションシーンや逃亡シーンもリアリティがあり、全19話どれも個性があって日本ドラマ史上に残る作品だと思います。最終回は泣ける(男泣き)!
「夢一途」はこれに入ってる。他には無いんですよね。だから貴重。
他にも幾つか目玉曲が入ってます。彼のアルバムの中でもこれはは最もオススメです。
この国は戦後、一心不乱に復興発展の時期を走り抜け1975年、一種の国家的倦怠感にあった。何もかもに疲れ果てている。若者達にとっては将来に夢も希望もない、ただ決まりきった線路上の平坦な道のりを淡々と歩むような脱力感に苛まれていたであろう。そんな中このドラマにおける3人の若者は何故か眩しい存在感を放っていた。彼らの生き方はこの時代の若者達の「理想」であろう。そこにはいわゆる青春の輝きと自由を追い求めながらも現実に向き合う事を余儀無くされる3人の葛藤や苦悩が視聴する若者達の姿に投影されていた。しかし旅は続くのだ。青春の旅路は傷だらけながらも眩しく楽しいモノだと3人は教えてくれている。「面白き事も無き世を面白く」である。今の世も倦怠の時代である。だとすれば今の世の若者達にも是非このドラマを見て欲しい。
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