週○新○の映画レビュー欄に「わさび」並のつまらなさとの酷評だったので全く期待をせずに観たが、予想外に面白かった。ティム・バートンを模したようなファンタジー映画だが、ストーリー妖精の国のアーサー王伝説といったところ。感動や教訓などはない典型的なハリウッド娯楽スタイル映画なので、観ていることが楽しい。はっきり言えば内容はないが、それがハリウッドエンタテーメント!!「面白かったね!」で良いのである。実写部分とアニメ部分があるので二色アイスクリームのような味わいだ。日本ではアメリカよりも公開が1年遅れて、興行的にも振るわなかったが家族揃って観て楽しめる映画だ。ベッソン監督の趣味的な映画ではあるが、作品としての出来映えは賛否両論だろうが、好きなモノを作っているのにはパワーを感じる。監督の趣味タップリのフィフスエレメントと同じ空気を感じる映画だった。
クラプトンさんが、影響を受けたアーティストの一人に彼を挙げていたので、CDを購入しました。その男とは、ブルース界 三大キングのひとり「フレディキング」です。クラプトンさんがカヴァーしている曲も収録されているので、このCDを選びました。まず驚いたのが「Have You Ever Loved a Woman? 」今までに聴いた事のない歌声♪ まるで何か威嚇しているようなギターソロ♪「こ、これがブルースなのか...素晴らしい!」これがフレディーさんに対する第一印象でした。そして、BluesBreakers時代のクラプトンさんによるカヴァーで有名な「Hide way」ノリの良いインストゥルメンタルです。それから、「I'm Tore Down」「Onion Rings」「Ful Time Love」等 とても良い作品が収められています。どの曲も「魂」が込もっています。そうです、ブルースは「魂の叫び」なのです。
ディラン来日公演の記事が少ない。ステージの写真がないのは仕方ない。しかし、セットリストは全くなく、菅野ヘッケル氏のレポート2頁だけ。座談会ぐらいはして欲しかった。公演が3月で鮮度が落ちたとはいえ、本号での扱いにはがっくり。4月のJ.ベック、C.キング+JTの来日公演レポートは文字数こそ少ないが、ステージ写真とセットリストつきだけにディランとの落差が目立つ。
食傷気味の特集もあるが、P.マッカートニーの新しいツァーは要注目。彼のエネルギーには驚く。ストーンズ70年代の特集は新鮮。J.ブラウンのインタビューは新作を深く知る一助になる。写真を見ると彼も年だ。その高齢化問題をハードロックバンドに見る特集は、切実だから興味深く読めた。一発屋ランキングはなつかしい名前が登場し、カラフルな頁構成で楽しい。P.バラカン+亀渕昭信の対談つきで力が入っている。1頁だが日本人アーティストの紹介が始まったのは嬉しい。今月は山下久美子。
広告はForever Youngシリーズが目立つ。私が期待しているL.ロンシュタットの紙ジャケ・リマスター盤の広告はなかった。
フレディの熱さとパワーがよく伝わってくる良い作品です!70年代なので初期の頃と違いファンクやロック色が加味されフレディ自信がもっとも乗ってる時期のライヴですしこれぞフレディといったプレイは見所満載です。ギタリストの立場で言わせていただくとCD同様ものすごい金属質なギターの音です、薄っぺらいトレブリーな金属質ではなくぶっとく硬い金属質なトーンです…アンプ直で金属製のサムピックを使用し弦をはじく…しかし凄い音だ。そんなところにも彼のブルース魂を感じてしまう。選曲もベストに近いし偉大なブルースマスターの良質映像として価値は絶大です。ぜひとも購入して見て聴いて圧倒されましょう!
映画を見た後に、これは実話だと知りびっくりしました。ソーニャと少女との絆、親子、家族との絆をうまく描けていると思います。動物が好きな方にはたまらないし、家族で命の大切さを学べると思います。ぜひ、おすすめです。
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