とびきりイキがよくて楽しい、極上の下町人情喜劇。ただ、6歳児の母でありながら世慣れせず地に足がつかないヒロインが師匠に「あんたの手は子供の手だな」と言われるあたりで、遅すぎた青春映画でもあったのだなと気づかされる。ドタバタと賑やかで幸福な2時間の中にも微妙に時はうつろい、さりげなく、しかし永遠に失われていくものも少なくない。ラスト、ほんの1、2秒だけ挟まれるスローモーションに胸をしめつけられるようだ。
昔の単行本(全4巻)のうち1、2巻だけ持っていたので、下巻のみ買いました。舞台となっている墨田区京島近辺のカンジ(人柄、風景)がすごく良く書けてると思います。一言で言うと「あの辺だと、ありそうなハナシだな〜」というところでした。
のんちゃんカワイイ!
このCDに収録されている曲は全て映画主題歌になっています!
私のお気に入りは「ロデオ」です スネオヘアー得意の疾走感溢れる曲 歌詞はとにかく毒吐いてます 笑 でも最後にはどこか希望が見えてくるような感じです
西村くんが、あれだけ精魂込めて作った豪華な料理に誰一人として、
「うまい!おいしい!」と言いません。
感謝の言葉もありません。
そうか、ためといて、最後に言うんだなぁって思いましたが、
待望のラーメンにも言わず、結局最後まで誰も発しませんでしたね。
と思ったら、ホントの最後に西村くんがハンバーガーに「うまい!」
この監督、演出が実に上手いんですよ!!
そこで、自分自身をふり返ってみると、ボク自身も家庭で言ってませんでした。
この作品、演劇的な演出をすることなく、男の日常を淡々と描いています。
オナラやウンコの話も、この作品では抵抗なく受け入れられました。
その変化の無い日常こそが、自分に同化し、クスッと笑いの連続で楽しめました。
また、様々な小ネタの連続がツボにはまっちゃいましたよ、ボクも。
南極で、生きるか死ぬかのアドベンチャーがあるわけでも、
事件が起こるわけでもありません。
ひたすら食べることだけを楽しみに1年間が過ぎるのを待つ男たちのお話です。
テーマが「食」で、人間誰しも経験ある小市民な出来事が展開するので、
大いに共感して観ることが出来ました。
「心はエビフライだからね」、伊勢エビフライに大爆笑!!
ラーメンのエピソードは、日本人なら誰もが実感するおもしろさです。
正しく、日本癒し系ムービーの最高傑作。
子どものような男たちの愉快で真面目な表情と、
豪華な南極食生活を何度でも観たくなる、超おもしろい作品です!!
とびきりイキがよくて楽しい、極上の下町人情喜劇。ただ、6歳児の母でありながら世慣れせず地に足がつかないヒロインが師匠に「あんたの手は子供の手だな」と言われるあたりで、遅すぎた青春映画でもあったのだなと気づかされる。ドタバタと賑やかで幸福な2時間の中にも微妙に時はうつろい、さりげなく、しかし永遠に失われていくものも少なくない。ラスト、ほんの1、2秒だけ挟まれるスローモーションに胸をしめつけられるようだ。
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