『騎士のKissは雪より優しく』 第一作目からずっと大好きだったうたプリで一番最初に聞いたオーディションソングがこの曲でした。 作詞テストの時にBGMとして流れていて、前奏が耳に入った瞬間に感動して涙が出てきた記憶があります。優しいけど凛とした強さも兼ね備えたあったかい曲だと思います。本当に前奏が素晴らしすぎます…!これがキスよりすごい音楽…と実感させられました。 そして『心のダム』という歌詞ですが、このフレーズは某有名な詩人家の作品からの引用だと思うんですが(斬新な言葉なのでたぶん間違ってないと思います)、その参考にされた詩のタイトルを見ると主人公のために歌う曲ということがわかり…歌詞にも深みを感じました。
『悪魔のKissは炎より激しく』 レンの得意楽器であるサックスの音色が前奏から引き立っていて、とにかくかっこいい!と思いました。 普段は飄々としているレンの本気を感じさせられました。 歌詞はフェミニストな部分やセクシーな部分など、偽りないレンの気持ちに惚れ惚れしました!
偏った評価になってしまいましたが、どちらも聞いて損はない名曲だと思います! キスよりすごい音楽と呼ぶにふさわしい2曲です!!
これが公式フォトブックという商品でしたら、Aさんの写真が少ないとか、もっとアップで撮影して・・・などの不満しかでないと思います。
ただ公式フォトレポートという商品なのですから、ステージ構成や舞台裏(リハーサル風景など)も掲載して欲しかったというのが正直な感想です。
ただ、全メンバになるべく隔たりがないよう(テイルズオブゴールデンビクトリーのみ出演のK氏はのぞいて)撮影されていましたし、写真の画質もまずまず。
値段と内容のバランスとしては若干値段が高めかもしれませんが、ファンアイテムなので、許容範囲と思います。
総合としては星3〜4つ程度が妥当と思います。
自分としては、会場の空気を思い出すことが出来たので、色々と書きましたが星4つということで。
うたプリ第二巻のこの巻は、3話と4話が収録されています。
こちらのレビューでは収録されている話についてラストには触れず簡単に説明させていただきます。
3話はダム様の通称で親しまれている聖川真斗の回。
この回は主人公の春歌と同じくピアノを得意とする真斗がスランプに陥った彼女を救う回ですが、その描写が非常に印象的です。
誰もが知っているある曲を彼が弾くのですが、その曲は春歌の原点であり、一緒に初心に帰って弾くことで田舎のおばあちゃんのことと音楽を楽しんでいた時のことを思い出し、自信を取り戻していく…。
そこまで大きく捻っている話ではないのですが、この描写と直後に流れる真斗の歌と映像に目頭が熱くなりました。
続く4話はジャスコ様とも呼ばれている神宮寺レンの回。
今までの話とは逆に、春歌が助ける側に回るという点でターニングポイントとも言える話です。
さすがにあり得ないと笑ってしまうような流れもありますが、押し切って視聴者を納得させるのがこの作品の良さ。
無気力に日々を送っていたレンが情熱を取り戻す流れをお楽しみ下さい。
以上、どちらも楽しめる回になっています。
挿入歌と共にプリンス様たちと春歌の物語を堪能して下さい。
今年音楽活動5周年を迎える鈴村さん。5周年にちなんでタイトルは『互(ご)』。ミニアルバムとしては初めてのリリースです。
今回フルアルバムではなく敢えてミニアルバムという形で制作されたのは、ひとつのコンセプトを持った1枚の作品にしたかったからだそう。 1曲1曲にテーマを設け、そのテーマに沿ったキャラクターをイメージし作詞をされたとのことで、全5曲を通して聴くと、まるでオムニバス小説を読んでいるよう。何事にもポジティブな人、主人が大好きでたまらない犬、大切なものを失った人、完璧主義な人、時代の流れに取り残されそうな人。各々の性格を鈴村さんなりの解釈と考えで詞におこしているのですが、人物像がしっかりとしていてどの曲も情景が頭に思い浮かんできます。声色や歌い方も曲に合わせて違うのもまたおもしろい。こうした人間分析の細かさや表現の幅広さというのは、声優が本業の鈴村さんだからこそ成せる芸なのかもしれません。 どの曲も本当に個性に満ちていて、一曲一曲長々と感想が書けそうなくらい思うことはあるのですが(ある種全てシングル曲でも通用しそう)個人的におもしろいと思ったのは2曲目に収録されている「CHAPPY」。鈴村さんも大好きな犬の視点ということで鈴村さんの既存曲にはない魅力がたっぷり。跳ねるようなピアノの音も甘えるような鈴村さんの声もかわいい!くせになります。
同梱されているDVDには1曲目に収録されている「ポジティヴマンタロウ」のミュージッククリップを収録。この曲のテーマであるポジティブな人をそのままキャラクター化した寸劇仕立ての映像。詞の内容がそのまま映像になっているのでしっかり見入ってしまいました。相変わらず映像作品までぬかりない鈴村さんです。おもしろい!
フルアルバムと違い、さくっと聴けるお手軽感がミニアルバムの良さ。ちょっと物足りないなと感じるくらいがちょうどいいと鈴村さんも言っていましたが、本当にその通りだなと思いました。気持ちのいい腹八分目!
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