いきなり1曲目からすごすぎです。Bob James、 James Genus
そしてBilly Kilsonです! Kenny Garrett, Kirk Whalum, Boney
James and Rick BraunのHorn Section!!!!、卒倒しそうです。
でも、みんなのびのびと演奏していて楽しそう。(でも、
本気モードで真剣でもあると思う。)あと、Gabriela Andersの
脇でFlugelhornを演奏するRick Braunの”目つき”は笑えました。
(このひと映画監督のDavid Lynchによく似ています。)
一つ文句を言わせてもらえばLiveのDVDとはいえ日本版で
”字幕がない”のはちょっと不親切です。
いわゆるフュージョンですが、バランスの取れた高度な演奏で聞きやすい曲ばかりです。
特にBali Runが気にいっています。乗りがよく出だしなんてチョーカッコイイです。
Chantとかもバスドラとかの響きでオーディオチェックにも使用されるぐらい音もいいです。
ギター、ベースにやはり個性というか特徴があるような気がしますね。
フュージョン系ではあと、Weather Reportなどもいいですね。こっちは全盛期ではJacoの
個性がバリバリ出て違う印象です。一般受けするというか聞きやすいのはFourPlayかな。
ついに、ついに、ついに全盛期のFourplayが帰ってきました!!
ギタリストがLarry CarltonからChuck Loebに変わったわけですが、このメンバーチェンジが大正解! Chuckはギターの腕ではLarryに引けを取らないし、何よりも書く曲が凄く良い! 彼が作曲した曲はFourplayでは珍しいファンクなノリのM2と、Lee Ritenour時代を彷彿とさせるM9。どちらも聴いてると希望が湧いてくる素晴らしい曲です。さらに、それに引っ張られてかオリジナルメンバー三人もかなり良い曲を作ってきました。 ここ数年のFourplayは、圧倒的な演奏力・音質・ライブパフォーマンスに対して、新曲は決して悪くはないけどそこそこ、という印象でしたが、今作では演奏レベルはそのままに曲が一気に良くなりました。
エレガントで美しくて深い、しかもキャッチーな作品です。 Lee時代のFourplayのファンだった人からジャズ初心者までお薦めできる名盤です。 ボーナストラックもBob、Chuckの暴れっぷりがなかなかいいので、余裕があれば日本盤の購入がお勧めです。
Between the Sheetsはもちろん FOURPLAYを買いまくってベスト版まで手を出しましたが、ベスト版以外のどれをとっても質、バランス共に素晴らしく正常な耳を持っているなら後悔はしないでしょう。
ただし、FOURPLAYを聴き込むと他のアーティストが一様にだるく感じます。ご注意ください。
カールトンにメンバーが替わってからのフォープレイしか知らなかったわたしですが、これは最高です!4枚目とかに比べるとLowがでていない気がしますが、最近のドンしゃり音楽を聞き飽きた人には最適です!中でも一曲目のBari Runは本当にハイセンスです。ギターソロが気持ち飛び出てる気もしますがそれも味です。買ってみてよかった・・・。
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