ベルクのヴァイオリン協奏曲はやはりすばらしい。頭の中に曲が完全に記憶されてしまっているので 今までいろんな演奏を比較してきました。
以下の方々の演奏が今まで一番好きだったのですが。
violin:クレーメル、チョン・キョンファ cond.:ブーレーズ、小澤
しかし、残念ながらソリストが良くても指揮者が今一歩の場合とその逆の場合が上記のcdでは当てはまってしまっています。
今回のファウストとアバドは全体的にはもう一歩という気がしますが、部分的にすばらしいところもありますし、録音がいいので☆4です。
因みに一番新しいところでは、数年前のクレーメル+アーノンクールのライブは大変すばらしかったと記憶しています。
ところでベートーヴェンのほうは新鮮味がある演奏でこちらは☆5です。
もともとは単なるおもしろおかしい喜劇になるはずだったオペラが、ダポンテの機知にあふれた台本と、晩年のモーツァルトの美しすぎる音楽によって、残酷なほど真実味にあふれる人間ドラマとなってしまったこの作品。近年の上演では、そのようなほろ苦い皮肉を基調とした解釈がごく普通になってきたようですが、そのような解釈のひとつの出発点となっているのが、このポネル演出による映像でしょう。全体としては大変美しいが、ポネルの他の映像作品に比べるとなんだかやけに玩具っぽい感じがする舞台装置の数々や、時にわざとらしく感じられる歌手たちの過剰な演技なども、ポネルによってわざと仕組まれたものに違いありません。そして音楽のほうは、グルベローヴァやストラータスをはじめとする歌手陣の歌唱と、なんといっても例によってウイーンフィルのまさに残酷なまでに美しい音色!とかく賛否両論の巻き起こりがちなアーノンクールのやや癖の強い指揮ぶりも、ここではむしろプラスに働いて、この可笑しくて悲しいドラマをおおいに劇的に盛り立ててくれています。それにしてもモーツァルトという人は、なぜこれほどまでに少ない音符で登場人物たちの心理を完璧なまでに描ききれてしまうのでしょう?私たち凡人にとっては、ただただ驚嘆賛美するしかない永遠の謎といえそうです。
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心に突き刺さる素晴らしいサントラだ。
DVDも買ったがこれも買ってしまった。
どうやらこの映画にほれこんじまったようだ。
後ろ手に弾くピアノが忘れられない。
まずは映画から。
オケはウィーンフィルではなくウィーン交響楽団だが、ウィーンの香りがプンプン匂うような音楽。どういうところにそれを感じるかというと、たとえば第1幕冒頭の第1,2曲、腫れ物に触るかのように旋律をなぞるみたいな遅いテンポ。
私は国内盤を購入したが、CD2、第2幕の後半第8景あたりから何故か突然、音が変わってDECCAサウンドになるような気がする。音源はDECCAとある。
歌手陣は、ユリナッチの伯爵夫人が素晴らしい。シュトライヒ/スザンナは第4幕のアリア"Deh vieni"が素晴らしい。ベームの指揮は、後の録音同様テンポが遅く第2幕冒頭のアリアでは音楽が止まりそう。そして第4幕の幕切れは美しい。
国内盤では、CD1,2にそれぞれ第1,2幕、CD3に第3,4幕で聴きやすい。1956年モノラル録音。
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