黒いバックに、白抜きの文字… 映画で目にする、おなじみの手法だが、 ウディの作品に触れられる、幸せな気分にしてくれる ウディの音楽のチョイスは素晴らしく、 シーンごとに強烈なインパクトを与える。 その点で、深く音楽を知るためにも、この一枚だと思う
あきたんの 今までに出てたDVDの懐かしいシーンもあれば、
持ってないDVDのシーンもでてきたりして、
改めてあきちゃんの良いところを詰め込んでいると思う。
あきちゃんファンなら持っていても損はないと思うがね。
1.内容 フランスには、重罪院というのがあるそうだが、そこでは、裁判官3名と、陪審員9名が有罪か否か、ならびに量刑を決めるという。そこでの裁判の模様を、法律家、陪審員へのインタビュー、ならびにイラストで明らかにしたものである。なお、フランスの重罪院のしくみなども適宜書いてある。 2.評価 個人的見解だが、アメリカの陪審制度に慣れている(日本は大概アメリカと比較するから)身からすると、意外とフランスの制度が新鮮なように感じ、それがわかる。それのみならず、インタビューの見解も、裁判員制度が始まった日本人が抱く見解に似ており、有益と思われる(日本同様(どこでもそうかな)、司法機関を信用しているように感じた。理論的には、陪審制度は被告人のためにあるとされるが、この本ではそうは感じなかった。それだけでなく、被告人を裁く上での悩みもインタビューから読み取れる)。以上2点により、星5つ。
ウディ・アレンの映画の中でもシリアスな部類に入る作品。
大笑いするようなシーンはあまりありませんが、
ウディ・アレンらしい上質のコメディです。
系統的には『マッチポイント』に近いです。
主人公が不倫(軽罪)に手を染め、
関係のもつれから愛人を殺害(重罪)してしまい、
自責の念にかられながら生きていく…というちょっと重い話ですが、
独特のユーモアと皮肉を織り交ぜて淡々と綴ります。
人生の勝ち組と負け組が辿る不条理な人生をシニカルに描いていたり、
なかなか深くて興味深い人間ドラマですよ。
ウディ・アレンの『アリス』でお馴染みのミア・ファローが
『重罪と軽罪』にも出演しています。
相変わらずかわいいです。
ウッディアレンを好きな人でも、中期のウッディ映画は、小難しいと倦厭していませんか?ところが、このタイトルから想像すると小難しそうな『重罪と軽罪』は、実はそんなことありません。シリアスな面を含みつつも、哲学とユーモアがちゃんと両立しています。心が暖かくなる音楽、隅々までが可笑しいウッディのせりふは健在です。そして最後のメッセージは、毎日を生きる私たちに、活力を与えてくれるでしょう。この作品を寝る前に見て、毎晩すこしずつ、ウッディの哲学と音楽とユーモアに触れられるなんて幸せなことでしょう。
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