急展開であっさり片付いた印象の本シリーズ完結編。 できればもう少し膨らませて2冊ぶんくらいにして欲しかった気がします。たとえばザコキャラにも個性的なのを配して、味方に加わるのが増える、とか。そうすればこの後に第二部が続くのかな?という期待も持てて楽しみが増したと思うのですが。 既存のキャラだけでうまくまとめました、的な感がありました。それが少し不満といえば不満です。 最終シーンに残る余韻も悪くないし、軽妙な文体の神坂節はじゅうぶんに発揮されているので、楽しく読めました。
図書館でタイトルがふと目に止まり、立ち読みして涙ぐんでしまいました。 書き出しからもう、妊娠がわかったときの喜びまで思い出され、心が震えました。 恥ずかしいくらいストレートな愛情表現ですが、1ページずつ動物の親子に例えられて、絵も言葉も、とても優しくて素敵です。 出産したばかりの友人に、すぐさま購入して駆けつけました。 2歳の娘にも買いましたが、読むたびいまだに私が泣いてしまいます。 育児に疲れたお母さんにも、もちろんお父さんにも、おなかに赤ちゃんが宿った時の喜びと幸福感をぜひ思い出してほしいです。 そして、とびきりやさしい声で、子供たちに読んであげてほしいです。 こんなにも愛されて、望まれて生まれてきたんだと、この本は子供たちに伝えてくれます。 いつか娘が嫁ぐ日にも持って行かせたい、そんな特別な1冊です。
何の力も持たない19歳の少年が刑務所へ収監されて マフィアみたいな奴らに目をつけられ脅迫され殺人を犯し、ファミリーの一員になる。 この映画は犯罪者の成り上がりが見れます。 金をどうやって増やすか?権力のある物へ近づき 賄賂を贈り自分のバックになってもらうなど面白いです。 そしてこの俳優30歳ぐらいなのに10台の役は凄いです。 あまり違和感がなかったです。 個人的にはもう少しバイオレンスシーンを増やしてほしかったので ☆マイナス一つです。
子供の誕生日プレゼントに購入しました。
購入の目的、子供のおもちゃとして購入するのか、コレクターアイテムとして自分用に購入するのかで収録されている音声が誰のものか、それがどれだけ重要かは違ってくると思います。
アニメ映画のキャラクター人形としてはとても良くできていると思いますが、人形本体の出来ではなく「声」によって評価を極端に下げられてしまうことが残念でなりません。うちの子は映画の声と人形の声が違うこと、映画と違う言葉を話すことにすぐ気づきましたが、映画のウッディとそっくりな人形が自分の部屋に来たことにとてもよろこんでいます。足の裏には自分の名前を書いたようです。
1974年、Eric Claptonの作品です。
薬物中毒から復帰しての作品で、 よく「Claptonの名盤」「Rockの名盤」「Guitarの名盤」として挙げられる、超・超・有名な作品です。 後のClaptonソロの基礎となった作品だとも言われます。
楽曲重視で、ギタープレイは、弾きまくりではなく、 ツボを押さえて、サラリと素晴らしいフレーズやサウンドを聴かせてしまうスタイルになっています。
このアルバムでは、 Bob Marleyのカバー (5) "I Shot the Sheriff", 哀愁の名バラード (8) "Let It Grow"の2曲が、特に有名です。 実際、この2曲は素晴らしいですし、(8)は名曲中の名曲でリピート再生したくなります。 ですが、他にも、 スライドギターがうねりを上げる(1)、ドブロ & オルガンが気持ちよく響く(2)、 Yvonne EllimanとデュエットでSexyな雰囲気の(4)、ほのぼのしてて居心地のいい(6)。。。などなど、素晴らしい曲が続きます。
全体的に、レイドバック、セピア色な感じの作品で、気だるい雰囲気が漂います。 Bob Marleyのカバーが入っているので「夏」を思わせますが、 私は、むしろ、「夏の終わり」を感じます。
アルバムの「気だるい雰囲気」と「夏の疲れ」を、シンクロさせてみてください。 最高に、優しくて、味わい深いアルバムです。 (私は、毎年、お盆明けあたり〜10月くらいに、聴きたくなります。)
「70's Clapton初心者」「70's Rockファン」に、オススメです。
「Eric Claptonファン(であると公言できる人)」は、 初めて買う場合でも、デラックス・エディションで「全然OK!」だと思います。 (まずは、本編・10曲を聴き倒してくださいね。)
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