一応に伝奇アクション分類される作品らしい。 観た所、動きは良いんです。凄く動く作品。 アクション作品として考えれば、かなりの高評価要件になります。 設定的にもドッペルライナーなる設定には独創性はあるし、小柄な女の子が果敢に戦う というのは全く問題ない。 残念な事は、その様な魅力が画面上に描ききれていない。 例えば、本当に動くんですけど、小柄な女の子なのに動きに重量感があり過ぎます。 逆に相手の大柄な男に重量感が無さ過ぎる。 技術論ですが「ゆっくり動いてる物体」を対象に「速く動いている物体」を同時に描写 すれば、軽快さが出ます。 戦う小柄な女の子独特の魅力が描写できます。 (例ですが、炎髪灼眼の小柄な女の子や大喰いで語尾が「アル」のチャイナ娘の戦闘の シーンを観てみて下さい。大抵、出来てます) なぜか良く分からないんですが、この作品は両方とも同じ速さで動いてます。 あと効果音の重過ぎたり、軽過ぎたりするのもあまり良い物ではないかもしれません。 それと、非常に良い設定を組んでるんですが、いかんせん話の流れが速すぎます。 アクション作品で重要な要件として「主人公に共感出来る事」があるのですが、共感する 隙がない。 ストーリー展開上、「静」と「動」が両立して「動」が生きるんですが「静」の部分が 短すぎるんです。で、その短い「静」の所に原作の大量の説明文を突っ込んでるから、理解 が難解って事になってくる。 本当に基礎はしっかりしている作品なので本当に惜しいなぁと、思います。
この子もとてもかわいいですね。 あとエロさも前回同様、もしくはそれ以上です。 でもこの漫画の良さは単なる可愛さ、エロさだけではないですね。 丁寧な真理描写や、それを活かす話の展開もいいと思います。 最近ありがちな、ただ意味もなく心理描写が丁寧というわけではない。 キャラに血が通っている感じがいいですね。
劇中では硬派で真面目だったライアンのギャグシーンが見れます。演じた広瀬匠としてもギャグシーンは珍しいので必見です。
4才になる息子に買いました。買う前から恐竜が大好き!!ほとんどに名前を覚えてしまっていました。ショップで見つけて購入。 ほとんど毎日のように見ています。当初はカナタウルスが出てくるところは目を手で隠し、覗いていましたが、今はもうセリフを覚えるほどになっています。男のなら恐竜好きは通る道ではないでしょうか、そんなときにお勧めです。リアルにできているこの映像をぜひお勧め致します。
藍川氏は「これでいいのか、にっぽんのうた」などの著書を見ればわかるが、日本歌曲を日本語の発音に無頓着に歌われている現状に問題意識を持っている。 日本語本来の発音の美しさ、正確さに人一倍野こだわりを持っている。
俗に言う文部省唱歌というものは、やはり学齢期の子どもたちを対象に書かれたものだからだろうか、やはり気楽に軽く歌われる傾向が強いように思われる。 しかし、氏はいたって真剣に真摯に文部省唱歌と向き合っている。 日本語の発音についても、しっかりと発音されているのが分かるし、楽曲を省略や変更することなしに、オリジナルの原点を尊重している。 文部省唱歌は製作段階からいろいろと著作の問題などでいろいろ問題をはらむ要素も含み、オリジナルの尊重というと一筋縄ではいかないところももちろんある。 しかし、できうる限りオリジナルの尊重をしており、これだけ文部省唱歌を大事にしている歌手も実のところいないのではないかと思う。
以前「木下恵介」作品集のCDは酷評をしたが、このCDに関して言うならば、日本歌曲の芸術性の尊重がプラスの方向へ働いているように思う。 木下作品集では、やはり作曲の過程が映画音楽や大衆音楽であり、それを考慮するならば芸術性の尊重がそのまま大衆音楽などを下位に位置づける価値付けが行われてしまう危険性をはらむし、実際にそうなってしまっていた。 俗に芸術歌曲と言われる楽曲とは違い、楽曲それ自体からそれらが作曲され歌われる文脈性を排除してしまうことによって、価値が大きく変わってしまうものであり、楽曲そのものが持つ芸術性の尊重のみでは歌いきれない要素を持つのだ。 そもそも楽曲そのものだけでなりたっている歌曲の方が少なく(厳密にいえば存在しえないかもしれない)、作曲され歌われる背景から歌詞の内容を問わなくてはならない、またその時々の歌手や聴衆の存在も、歌曲の価値を左右しえる。
しかし、文部省唱歌の場合はいわば官製歌曲であり、そういった価値付けの問題をはらむ危険性が少ない。 それゆえに、CDを聞いていても木下作品集を聞いていて感じた疑問や葛藤などを感じないで、藍川氏の問題意識が歌唱にそのまま反映されていることを素直に聞くことが出来た。
|