ウィンダム・ヒルというレーベルはこのユニットを紹介した頃、 それこそ80年代に一斉を風靡したころの元気はなくなってしまいましたが、 彼らの登場は驚きに満ち溢れていました。 感情豊かでディープなヴォーカル(奥様)に、 マイケル・ヘッジスとはまた違った超絶テクニックの持ち主(旦那)。 タックはアコギスタイルではなく、エレキ。 ヴォーカルを聴くにしても、ギターを聴くにしても、 このアルバムにはウィンダム・ヒルにしか紹介できない ユニークなスタイルが詰まっています。
グレイト!本作はベスト盤ではあるが、他のベスト盤にありがちな散漫な感じが全くなく、通しで聴いても一つの作品として完璧な仕上がりである。 曲はスタンダード作品を中心に並べられているが、セールスをにらんだ安易な作品ではない、と断言する。 全編に通じる心地よいスイング感と、インクレディブルJazzギターテクニック。このなんともいえない安堵感と、緊張感の共存がこのデュオにおける最大の魅力である。これが夫婦ときてるのだからなおさらインクレディブルである。 ギター1本とボーカルだろ、と見下していままで聴きもしなかった自称Jazzファンの方や、ハイエンドオーディオをお持ちの自称オーディオマニアの方には是非とも聴いてほしい作品である。
ギタリスト、タック・アンドレスとボーカル、パティ・カスカートのベスト盤です。タックの超絶的なギターとパティのソウルフルなヴォーカルがベストマッチしています。曲は「タイムアフタータイム」「マジック」「ティアーズインへブン」などのポピュラーソングや、スタンダード、オリジナル曲が15曲入りで、日本語訳も入っています.お得です.JAZZ初心者の方だけでなく、ヴォカールファンなお方、ギターリストの方、すてきなBGMをお探しの方にもオススメの1枚です。これでこの値段は安いです。
LDでも持っていたのですが、この輸入版の価格で抵抗無く買えました。リージョンフリーなので安心して買ってください。 画質はマスターテープから作り直したというよりLDから焼き直したような感じ。日本語の字幕や警告がそのまま入っているのでまず間違いありません。すこしフォーカスが甘くリーの若さと共に時代を感じます。 音はドルビーステレオに変換されていますがレベルがすごく低くダイナミックレンジも狭い。 とにかく、豪華なゲスト・友人に囲まれ楽しそうなリーが印象的。腰を振りステップを踏みながらギターを弾いています。このころからライブでストレートなジャズをギブソンL-5Cで弾くようになったのですが、CDでの前もって構成されたソロと違い、フレーズの組み立てにかなり苦慮している様子がうかがえます。その他のギターに持ち替えると水を得た魚のようになり、すらっとした綺麗な指からいつものフレーズが生み出されます。 それにしても、日本企画のソフトとはいえ日本語字幕には違和感を持つだろうな、アメリカのファンは。だって消せないんだから。 ファンとしてはもっと近年のライブをDVDで観たい。
超絶テクニックのギターをバックにサラボーンばりの女性ヴォーカルが珠玉の演奏を繰り広げます。
左手でハンマーリング、プリングと言う指で弦を叩いて音と奏でながら左手で素早いパッセージを鳴らすとても一人で演奏をしている気がしないのだがその演奏は伴奏に終始する
それを背景に広い音域と余裕の声量で歌い上げる。買って損はないはずです。
|