それがなんぼのものでしょう。 ヒロインは髪の毛が淡いピンク?です。
レギュラーキャラなら、もう少し無難な色にする訳にはいかなかったのでしょうか。 赤い瞳が〜と言われても、いや、そっちの子は髪ピンク… それで頭が一杯です。
舞台は再び晴香の地元の長野。そして教育実習で親しくなった真人がキーパーソンとして再び登場する。真人から助けを求められて八雲たちは長野へ向かう。 今作は八雲シリーズをはじめ神永作品を全て読んできたあたしが物語の序盤で犯人と事件の概要の見当をつけることができた珍しい作品だった。普段はかなり読み進めないと気づけないので嬉しかった(笑)神永先生の伏線の張り方になれてきたのかもしれない。 赤い目の男と美幸も相変わらず大暴れしている。この二人の歪んだ関係もいよいよ佳境で、今回は美幸の愛あふれるまっすぐな歪みっぷりがむしろ気持ちよかった。 八雲と赤い目の男と長野の関連も暴かれる。うまくつながっていて感心した。 そして今回は東京に一人置いてきぼりにされた石井フューチャーされているのもポイントだ。なかなかしっかりしてきて「成長したなあ」と感心した。とはいえ老婆心ながらさっさと真琴の恋心に気づいてあげてほしくなる。個人的にはこの二人のロマンスにも今後注目だ。 結論からすると少々の強引さは仕方ないとしていつも通り楽しませてもらえたので★5!と行きたいところだがちょっと展開が読みやすすぎたかな…とも思い今後の期待を込めて★4で。
原作が好きで、購入したのですが、想像していたよりもいい出来でした。TV放送のない地区だったので期待半分不安半分でしたが、設定が少し原作と異なるものの、丁寧に作られていると思います。妙にストーリーを端折ったりと、原作のある作品にありがちなこともありませんでした。 でも、與くんの八雲はちょっと優しすぎるかな、と感じたので☆は4つです。
八雲はどれだけつらい目に会わなきゃいけないのか、、読んでいてきつくなりました。晴香との未来はどうなるのでしょう。それにしても七瀬美雪という名前、「金田一少年の事件簿」のファンとしては非常に違和感がありました。キャラは正反対なだけに、名前が出るたびどうしても気になって入り込めない部分があり残念でした。
リアリティがある文章なのに、内容はファンタジーかつミステリー的要素もあって、人物描写も興味深い。 いままでとは作風がやや異なるが、やはり本多先生は他の作家とは構想力・発想や描写力のレベルが違う! 読む本がなくて暇な人にはおすすめ!!
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