原作を読まずにこれだけ見ると、きっと面白いです。
でも原作を読んでから見てしまったので、原作で持ったイメージが次々と壊されていくのは苦痛でした。
劇場版アニメにすることと、そのために2時間にまとめることが目的化してしまったのだと思います。
女性である天海祐希が宝塚退団後初めて男役を見せた作品☆天海ファンの私にとっては、面白かったです。出演陣も豪華だし、衣裳も絢爛豪華!!見て損はないはず。ただラブシーンでどうしても女同士と思ってしまうのが難かも…
「 引き出し」とは、心の中のことです。誰でも、相手に伝えたいのに、わだかまりがあって伝えられない事って、あると思います。これを、お読みになってる、あなたは今、大切な人が誰かいますか? 見終わった後に、自分の大切なあの人に、手紙、メールで想いを伝えたい…そう思ってしまう。この映画は、そういう映画です。常磐さんの、ラジオでの語り口が、温和で、優しさに満ちていて、実に素晴らしいです。BGMも、とてもいいです。離れている、大切な人を思い出してしまう映画です。
映画版が現在の状況を中心に描いていたのに対して、ドラマ版は過去の母親の恋愛部分に重きをおいて、いわゆる回想シーンが中心となっている。常盤貴子と富司純子の母娘のキャスティングは、面影が似ているので若い頃の母親を常盤貴子が演じても不自然ではなかった。ただ、母親役は映画版の宮本信子の方が上手だった。若い頃の父親役の山本耕史は、役柄の持つ育ちの良さと純粋さが滲み出ていて好感が持てる。後半の展開がやや話を飛ばしすぎで、そのためにラストの盛り上がりに欠けるのが残念。前編後編で2夜で放映した方が良かったかも。 とても気になったの事がひとつ。「追憶」のサントラ音楽の流用だ。ストライサンドの歌はあまりにも有名だし、ドラマ全編にサントラのスコアを使用するのは、あまりにも安易だし、エンドタイトルを見ても曲使用の表記がなかったような気がする。もし表記がないとすると、民放のテレビ局にしては、著作権に対する認識が甘いような気がした。今やテレビはそのまま放映されて終わりではなく、こうやってDVD化されて販売されるのですから。
小5の息子がCDが流れてすぐにこの歌いいねー♪といってノリノリ!!
と思ったら、穏やかなメロディーの曲ももちろんイイ!!
アレンジも前奏も一言で言うなら・・・
”しゃれオツ”なんです^^
LOVE LOVE LOVE SONGS 1 LOVE LOVE LOVE SONGS 2
に続きまたまた名作です!!
ぜひぜひ手に取って、聴いてみてほしい一枚です。
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