グラフィックについては申し分ありません。中世ヨーロッパの重厚な雰囲気とそのシビアな世界に耐えられるだけのキャラクターの屈強なデザインはリアリティがあります。
ただ、操作性としてはRL3ボタンまでPS3コントローラのボタンを余すところなく頻繁に使用するため操作に慣れるためにやや時間を要します。
序盤のステージから敵の攻撃は強く、ゲームオーバーを何度も経験しますがリトライしても取得した経験値は蓄積されていくため新しいコンボを覚えることで攻撃の幅は広がります。
戦国BASARAやDevilMayCryのようなアクションの爽快感は残念ながらありません。
短時間でスカッと楽しみたい方には不向きかも知れませんが、じっくり遊びこむには最適のゲームでしょう。
ただ、ミニマップがなくダンジョンの散策で道に迷いやすいことと、ステージを開拓してゆく自由度が横スクロール時代に比べて低いため☆−1
ゲームとしては良作、傑作の部類に入ると思いますが、従来の悪魔城シリーズと同じとは考えない方がよいかと。
悪魔城の名前を冠した別のアクションゲームのように思います。
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宮崎監督はカンヌでこう語っています。
「のろいが解け、おばあちゃんが若い娘に戻って幸せになりました、
という映画だけは作ってはいけないと思った。だったら、年寄り
は皆、不幸ということになる。難しいテーマだから、悪役をやっ
つけて終わり、主人公がニッコリして終わり、では済まなくなっ
た。深いところにテーマを探るうちに通常の娯楽映画の枠組みに
構っていられなくなり、結果、非常にややこしい作品になった。」
また こんなことも
「『もののけ姫』の時が辞め時だった。絶対に客が入らない、ジブ
リはつぶれるかもという覚悟で、思い切りやった。そうしたら当
たった。監督というのは煩悩が増す仕事で。何年やっても、立派
な人間になれない。」
これは「ハウル」を観るヒントになるでしょう。
基本的にシレンというゲームは、死んでしまうと何もかも失います。
それまでに集めたアイテムや武器防具は消失し、レベルは1からです。
しかし、プレイヤーは前回倒れた経験を次の冒険に生かすことが出来ます。
RPGとマリオのようなアクションゲームを融合させたものと考えましょう。(アクション要素はありませんが)
よって一筋縄ではクリアできませんが、ゲームの中の主人公が強くなるだけのRPGとは違う自分自身の上達の喜びと、クリアしたときの達成感はこのゲーム独特のものと言えます。
本編クリアからが本番と言われるように、とても奥が深く難しさの底が見えないゲームですから非常に長い間遊べます。
DS1と比較すると登場するアイテムや敵も変わり、バランスも変わっているため新鮮な気持ちでプレイできます。
具体的には、
・装備の影響が小さくなり敵が強くなったために強い装備でのごり押しが難しくなっている
・ゲイズなど一部の敵の理不尽さの改善とデブータ系の凶悪化
・腕輪の破壊、アイテムの祝福などDS1に無い要素
などが大きな変更に感じられました。
なお、GB版からの追加ダンジョンはすべて持ち込み可能なもので、持込不可初期状態からのいわゆる「もっと不思議なダンジョン」は「奈落の果て」だけとなっています。
一人用ゲームですが、友人と一緒にプレイして死に様を語り合ったり、よくある困ったことを語り合ったりするのも大変オツなものと思います。
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