「放射能」「放射線」「メルトダウン」・・・・今メディアで当たり前のように騒がれている語彙を、改めて説明してくれています。
世界と日本の放射能基準の違いや具体的な生活術などがわかりやすく記載され、子供がいる友達に、プレゼントしようかと思います。
商品がくっついているのが若干気になりますが、今の問題をもう一度整理しなおすにはおススメです。
商品内容の観点から、ご紹介します。 まず、本編ディスクとブックレットは通常版と同じです。親御さんもお子さんもファンの皆さんも無心で楽しめる作品で、平成3部作へのオマージュを中心に、メビウスや昭和ウルトラのエッセンスもあり、盛りだくさん。
特典ディスクはメイキング、舞台挨拶、3D映像で構成。 メイキングは一本の番組コンテンツとして構成されてます。舞台挨拶と共に違った興味をそそられます。(また本編でカットされたシーンも一部見れます) 3D映像は赤青メガネで見るものですが、視聴環境によって立体化に差異が生じます。視聴する時は、視点を調整しましょう。中身は作中からの抽出です。 他には、前作同様、特撮絵コンテと台本が付属します。 これらを見ながら、完成作品を見るのも一興です。
また、台本にはファンによっては、感涙もののプロットが付録として掲載されてます。
とにかく、本編も合わせて、前作メモリアルボックスを遥かに上回る満腹感溢れる内容。
まさにウルトラ玉手箱であり、本作が現時点の集大成である事を考えると、ファンの方はぜひコレクションにお加えをお薦めします。
本作は、熊澤尚人と石岡正人のふたりの監督によるオムニバスだ。結構エロティックな出来だが、そこは熊澤組であり、きちんと女性目線で見ているから、いやらしさはあまり感じない。そこが数多ある「少しエッチなVシネ」と決定的に違うところだろう。吉本多香美、中村愛美、関彩と、3人の主役が織りなす世界観は、清廉な価値観の裏返しを垣間見ているようで、非常に面白い。男優陣はすべて脇に回っているが、ベンガルや温水洋一は今回役得だったかな、と思う(笑)。中でもやっぱりエンケンの存在感が抜きんでていた。眼力のある役者はさすがに魅せる。2本目の「ガールズライフ」は横浜の曙町(伊勢佐木町の裏手)にある風俗街が舞台だ。自分の知る限り、曙町で撮影された映画って、本作くらいだと思う。さすがに横浜フィルムコミッションの撮影協力はなかったようだが(笑)、撮影には本物の店舗を使用しているようで、興味深かった。ただし、中村愛美が店を出て、母親に電話をするバックには東京タワー、っていうのはちょっとどうかと思うぞ・・・。いい作品なので「つなぎ」も完璧にして欲しかったなあ。出来自体は熊澤監督の「バースデー」が一番だが、どれを観ても後悔はしない仕上がりが嬉しい。星4つ。
原作を読んで非常に感銘を受け、映画化されているというので見てみた。
俳優の力演、そしてキャストは申し分ない。(少々奥田さんがふけているかと思ったが原作の40を48に変えていたのでそれは良しとしよう)
北村一輝もこの役にこれ以上ないかという位のはまりようだし、吉本多香美(彼女の演技は見た事がなかったのだが)自然でけなげなそして体当たりの演技に圧倒された、荻野目慶子も鮮烈な印象だった。
しかし、これはおそらく制作者と私の原作に対する解釈の違いかもしれないが、私はここに出てくる不器用な世間からはずれたような人々との係わり合い、そしてどん底でも這い上がっていけるという希望を見出した。
そして主人公の中年男に義弟そしてソープ嬢由美が注ぐ愛は「無償の愛」であり孤独の中から人が人とのつながりを欲し、そこに生まれる愛である。
この映画では、理由のある愛であり、ラストを変更した事により、義弟と主人公そして元妻との関係が小説とは大いに異なってしまった。また由美が中年男に惹かれた理由というのも原作とは異なり、私が原作を読んで、心が暖かくなったような要素をまったく無視してしまった。
それが残念である。
ただ映画としてはそれなりの出来である。
さえない中年男と若いソープ嬢の恋愛物語、心だけでなく体もしっかり結ばれた二人の愛、そういった恋愛はなかなか出来ない。
恋愛映画としてみれば、そこにあるさまざまな愛の形にほだされ、自分のパートナーとの距離を縮められるかもしれない。
いちいちエロいですね。僕は長年のファンだけど、飽きないね。なんだろう、とびっきり美人という訳でもなく、からだも最高に良いという訳でもないのに、彼女の写真は本当にそそる。本当に「いい女」という感じ。彼女の写真集を全部持っているが、はずれはない。おすすめです。
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