この世はわからないことだらけですが、「とても正確なことが」を聴いて、あ、なるほどな、と思ってしまいました。 鬱気味の方にオススメかも。(←自分含む)この世界に居ていいんだよ、という気持ちになります。 そして、「アゼリカ アゼリコ」を聴いて、口のきけないアゼリカと目のみえないアゼリコを、外の世界に解き放ちましょう。
ひょっとして、さねよしさんの恨みが込められているのでは……と思うような暗ーい歌詞の曲が3つ続いた後に、甘く気だるいブルース「 Dream of You 」、どうしようもなく切ない恋愛感情を歌った「 Gloria 」、短いアカペラ曲「こんにちは」の計6曲が収録された、今までのさねよしさんのイメージとは少し違う雰囲気のミニアルバムです。 聴き終えた感想を一言で表すとしたら“浄化”と言う単語がぴったりだと思いました。 強い感受性を持つが故の孤独感が美しく表現されたアルバムタイトル曲「 Gold 」に始まり、それでもこの世への愛をとつとつと語るように歌ってしまうラスト曲「こんにちは」への流れを通して、私も、悲しくて泣いた後のような、静かで清々しい気分になりました。
長年ホームページの通販でしか変えなかったミニライブ演奏選曲シリーズですが、ついに一般発売がはじまりました。 1枚目のチェリー!、次のカナリア!がしてないのは残念ですが、ファンなら買いだと思います。 ボリュームはちょっと少なめだけどいいですよ。ただ、昔のアルバムでしか知らない方は歌い方がかなり変わって きてるので(ネジをはずしてるというか)、面食らってしまうかもしれません(笑)。 大人しい曲が多いので、盛り上がりはチェリー、カナリアの方が上です。アイスはイーハトーブがいいですね。
「キョロちゃん」音楽担当の「栗コーダーカルテット」のアルバムとして、十分に成立しています。 軽快でシニカルで、良い意味で力の抜けた音楽。 「癒し系」音楽を聴くよりは、私はこういうタイプの「ゆるゆる系」(失礼に当たりましたらすいません)をお勧めします。
GLORIAという曲はGOLDというミニアルバムにも入ってますが、ラストの流れがスプーンは
ゲストの宍戸さんのギター、GOLDの方はさねよしさんのコーラスになってます。
ミニコンポで聴くとスプーンのGLORIAの伴奏はしょぼく感じたんですが、ヘッドホンで音量
をあげて聴くと豪華メンバーだけあって聴き所満載でした。
前期ベストがスタイルブックだとしたら中期か後期のさねよしさんのベストアルバムになっちゃ
たアルバムです。2枚買ってもいいかも?(笑)
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