他のジャッキーの映画は吹き替え版がいいのですが、この奇蹟(ミラクル)だけはオリジナルが良く、探していました。綺麗な画像で本当に購入して良かったです。
キャストも悪くないし、VFXも素晴らしいしセンスもあると思いました。しかし、話がマジメすぎるのとちっとも面白くないところが逆に凄いと思います。監督のスティーブン・ホプキンスは「エルム街の悪夢5」とか「ブロークン・アウェイ」とか「プレデタ−2」とか気になる作品もありますが非常に不安定な位置の人だと思いました。
原著では前半に当たる部分です。
本書では、イノベーション経済(換言すれば知価社会だ)の到来、燃料問題
生命科学や医療の進歩、環境問題、そして極めつけはドラえもんの世界と言って
も過言で無い未来(アンドロイドの普及、五感全てをカバーするバーチャル技術
そして宇宙へ居住・観光産業が成り立つ本格的進出)について取り上げています。
前述した各分野の予測の信憑性(可能性)がどうなのか?という点はさておき
技術革新が招く一つの未来という点では興味深く読めましたし、それが成しえ
なかった時に人類が迎える危機的状況というのも昨今の時勢を見る限り納得
させられるものがあります。
先を見る一つの材料として読んでみるのも有りだと考える次第です。
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