ここが私は物凄く大好きです! まずはオーケストラによる壮大なTHE ECSTASY OF GOLD。ここで盛り上げておいて続く2曲目のTHE CALL OF KTULUで少しばかりの静寂。中盤からベースとドラムが加わり壮大な流れへ。後半では再び静寂に包まれるが、ここからMASTER OF PUPPETSへの流れが素晴らしいの一言!私は何度も聴きましたが毎回鳥肌が立ちます。 後半の静寂から徐々にオーケストラ達が引き立てていき、ラーズのハイハットによるカウント!もう例えるならジェットコースターの一番高い所までたどり着き、今にも急降下せんばかりの緊迫感!そこからお馴染みMASTERの「ジャンッ!ジャッ、ジャッ、ジャーンッ!」と…言葉で伝えるのは難しいですね(笑) 私はDVDも所持していますが音源を聴くたびライブの映像が頭をよぎります! メタリカ好きであれば間違いなく買って損はしないと思います。自信を持ってオススメ出来ます。
『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』以降のサラもいいけど、このアルバムも気に入っています。 ポップな曲と歌い方でとてもリラックス出来ます。 私がサラ・ブライトマンという歌手の名前と歌声を初めて知ったのは、クリフとのデュエット曲「All I Ask Of You」でした。 でもこのアルバムに収録されている3曲目の「Only You」のほうが、何故か私は好きですね。 8曲目「私はイエスがわからない」もオリジナルの歌手よりサラの声のほうが可憐できれいです。 1、2、4、7、11などの曲も新鮮でした。 「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」が入っていたら、もっと良かったんだけど。
メタリカスラッシュメタル団対マイケル・ケイメン率いるサンフランシスコ交響楽団による「音」速の殴り合い(両者ラッシュしまくり)。
『メタリカ+マイケル・ケイメン率いるサンフランシスコ交響楽団による夢のような音楽協演(共演)』。
本書は様々な人物の証言を基にした評伝であり
・クリフ・バートンという人物についてより理解が深まります
・今まであまり明らかではなかったクリフの機材、
奏法への解答、ヒントがつかめます
・メタリカを中心としたスラッシュメタル黎明期の
ベイエリアの様子をうかがい知る事ができます
・クリフが亡くなった時の家族やメンバーの混乱と
悲しみがより身に染みて理解できます
・No Life Till LeatherからAnd Justice For All...までの製作過程が
記されており、メタリカというバンドでクリフはどういった働きをして
周囲にどんな影響を及ぼしたかがよくわかるようになっています
・アレックス・ウェブスター等クリフの影響を受けた
様々なベーシストについても知ることができます
また、本書では
・ロン・マクガヴァニーとジェイソン・ニューステッドが
とてもフェアに扱われている(特にジェイソン)
・筆者自身もベースを弾くのでベーシストとしての考察もなされている
という点について素晴らしいですが
・「スライヤー」「イングウェイ」 「Aria proの4001」など
ちょっとした誤表記がちょこちょこある。
・赤いコンプ(Dyna Comp?)など機材についてあやふやな記述が多く、
とかく歪みとワウだけ取り沙汰されがちなクリフの使用機材(空間系など)や
リッケンのフロントにギブソンのEBシリーズのPUが付いてる事や
画像で数種類確認されているアリアのSB1000の詳細と乗り換えた理由等
クリフファンがもっとも知りたかったであろう部分は謎のまま
・著者自身の耳と知識を頼りになかなか聴こえにくいベースラインや
録音方法にまで解説されている(*)がOrionの1:42のベースソロについて
全く触れられていない等多少のズレがある
という点においては多少「?」となる方がいるかもしれないです
個人的には上記以外に
・クリフ以後のメタリカの動向について
「もしクリフが生きていれば」という考察が少々牽強付会に過ぎて
ラーズの言葉だけで十分だったように思われる
・Master of puppetsの素晴らしさを説明する際
SlayerのRaign in Bloodを引き合いに出すところで
やや身内びいきな部分がある
この辺りが少し気になったので☆4つとさせていただきます。
少々文句をつけましたが、日本では特に情報が少なかった
クリフ・バートンというベーシストを探る上ではとても素晴らしい本です。
VIDEO「クリフ・エム・オール」と合わせてどうぞ。
*ベースラインの解説に関しては
現在youtubeでクリフのベーストラック単体音源が聴けたりするんですが
著者がこれを耳にしていればもっと豊かな解説になったかもしれませんね。
ビデオデッキを買ってレンタルビデオを見始めた頃の作品です。 ハートウォーミングな傑作SFです。 違法ダビング(^^;)して何度も見ました。 絶対、レンタルでなく“買い”の作品です。
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