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荒木雅子 ランキング!

荒木雅子 アイリーン・フォーリーン/Romantic

アイリーン・フォーリーン2作目のアルバムであるが、前作とは大きく方向性が違う。最初に断っておくと、決して悪い作品ではない。寧ろ良作の部類だと思う。だが、恐らく、プロデューサーに迎えた小林武史氏の影響だと思うが、全く捨て曲が無かった前作「プラスティック・ジェネレイション」と違い、このアルバムにはやや退屈な曲、平凡な曲も見られる。メンバーがアレンジに携わっていた前作と違い、この作品では全てが外部アレンジャーの編曲となっている。そのため、オリジナリティあふれる彼らの音楽が「どこにでもあるごく普通のポップス」になってしまった。最も残念なのがシングル曲の「ダメージは密の味」。この曲だけは作詞も外部(松井五郎氏)に任せているが、本来アイリーン・フォーリーンは「光景が見える歌詞」と称して歌詞にも拘って来た。その拘りすらも、このシングルでは捨てさせられた形だ。普通に聴くと別に悪い訳ではないアルバムだが、「プラスティック・ジェネレイション」があまりにも完成度が高すぎたため、それとの落差があまりに大きく、彼らの音楽に魅せられたファンの多くがここで離れてしまったのではないかと思う。結果、そもそもからしていまいちだった彼らのセールスにも、更に悪い方向に拍車がかかった気がする。個人的には、小林武史に潰された名バンドだったと思っている。 アイリーン・フォーリーン/Romantic 関連情報

荒木雅子 アイリーン・フォーリーン

TBSドラマ「85年型家族合わせ」の主題歌を担当していた頃からのファンである。もちろんアルバム「プラスティック・ジェネレイション」〜「ボディ&ボイス」まで全て聴いている。今聴くとさすがに曲が薄い感じがするが「Big!Bang!!Boom!!!」は20年の充電期間の集大成且つバンドとしてこれからのアイリーン・フォーリーンの音楽的方向性を決定付けるような素晴らしい出来映えである。1度聴けばこのアルバム制作にかなり時間をかけ、入念に音入れされているのが解ると思う。このアルバムを聴きながらドライブなどしたら最高だろう。安岡孝章さんのキーボード演奏が無いのが少し残念な気もするが、しかしストリングスをベースとしたこのアルバムも決して悪くない。次回作品及びライブに大いに期待したい。 アイリーン・フォーリーン 関連情報

荒木雅子 アイリーン・フォーリーン/プラスティック・ジェネレーション

品番:VDR-1105 [1 Disc]価格(発売当時):¥3,200(税込)発売日:1985/10/2101スローなDanceは踊れない02ミスティ・アイズ03プラスティック・アイズ04タッチ・ミー・ホールド・オン・タイト05追想〜ミッシング・ユー06モダン・タイム07スロー・タイム08詩人09ミステリー・ガール10アース捨てる曲なしで 押したい盤ですがドラマ主題歌&挿入歌でタイアップしていたにもかかわらず当時としての売れ方は さっぱりでした(笑)。良く仕上がってる盤でも いろんなファクターが折重なって 販売につながりにくい場合もある事のひとつの実例と おもっています。SPACYで透明感のあるサウンドとボーカル(とくにボーカルの録音には遠くの方で離れて また曲によって近ずいたり ホールで録ったりしているような 効果?を出している)は 男性オンリーのバンドとして めずらしく男性のやさしさと しなやかさで女の子に対するアプローチを純粋な心で歌い上げています。好きな女の子を 思う男の子の気持はこんなにも純粋で透明なんだよと うたっています。80年代ではREBECCAとともに愛して止まないCDの1枚です。 アイリーン・フォーリーン/プラスティック・ジェネレーション 関連情報


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