日銀 ランキング!

日銀 日銀を知れば経済がわかる (平凡社新書 464)

 2009年、ジャーナリスト・池上彰さんによる日銀解説本です。 本書では、「金融とは何か」に始まり、日銀の仕事(銀行の銀行、政府の銀行、発券銀行)、中央銀行の成り立ち、日銀の歴史、プラザ合意から近年に至るまでの日銀の動き etc、いろいろ書かれています。 日銀の役割など基礎的な部分は、再確認といった感じで、なんかダルかったけど、日銀の歴史や日銀の組織についての記述は、ほとんど知らなかったので、楽しかったです。 ただ、新書の形態で、かなり詰め込んでいるので、読み手によって、もうちょっと説明してもらいたい箇所は、絶対出てくると思います。 個人的には、FRB、日銀の国際的役割 etcについて、もうちょっと記述が欲しかったですし、国債(種類・取引・評価 etc)についても、書いてもよかったんじゃないかなぁなんて思います。。。。ボリューム増やして単行本にしてくれた方が良かったです。(←「☆-1」) 高校生が通学の電車の中で読むのに丁度いいくらい。 「経済が苦手な人」「こういう話はご無沙汰な人」にも、いいんじゃないでしょうか? 本書を読むと、経済ニュースを聞いて分かる範囲が増えてくると思います。 主要参考文献に、著者がそれぞれ異なる30冊(加藤出氏だけ2冊)が挙げられているのが、興味深いです。 日銀を知れば経済がわかる (平凡社新書 464) 関連情報




Loading...


ここを友達に教える