新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)
日中戦争にて日本帝国軍が実行した細菌作戦、丸太(実験材料とされた人間)、侵略軍部の実態が暴かれている。日中戦争の史実として貴重である。
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コスプレ 薄桜鬼 沖田総司風セット3389-3390-3391-3392-7005 (S)
着心地はとても良かった。ウィッグはお勧めできない。帯が短い。
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日本人の人生観 (講談社学術文庫)
講演記録「日本人の人生観」のほかに、雑誌「正論」に掲載された「『さまよえる』日本人」、「日本人の宗教意識」「文化としての元号考察」の3論文を収録した150ページほどの文庫本。「日本人の人生観」はこの中で一番ボリュームが多いが、平易な喋り言葉で書かれているので読みやすい。「『さまよえる』日本人」はその要約のような内容となっている。著者の分析を自分なりに敷衍すると次のようになる。 天然自然に従って生きることを理想とする日本人は、その時々の社会情勢に合わせて当意即妙に対応し順応していくことを得意とする。戦争になれば戦争のために、高度経済成長になれば高度経済成長向けに自らを素早く最適化させて生きることができる。こうした順応性が短期間のうちに日本を近代化させ、戦後の復興を成し遂げさせた。しかしこれは状況に順応するという受け身の変化であり、自らの意志で何らかの方針を立て、その目標に向かって歴史を切り開いていくという生き方ではない。日本人にとって歴史とはひとつながりの川の流れのようなもので、それは自分たちの意志とは無関係に勝手に流れていく。日本人はその川の中を、いかに無駄なく効率的に渡っていくかが問題とする。 それに対してキリスト教的な歴史観を持つ欧米人は歴史を断続的に区切って見る癖があり、ある時代から次の時代への変化を予測して、そのための準備を怠らない。歴史は自分たちの手で切り開き、作り上げていくものだという意識があり、目の前にある大きな時代のうねりに逆らってでも次の時代に備えている。50年後、100年後のために、今やるべきことを準備するのが欧米人なのだ。しかし未来を正確に予測することはできないから、その準備も多くは無駄になる。無駄になったものの後始末にも手間がかかる。 日本人はそれを見て「欧米人は効率の悪いことをしている」と考え、何事も「その場になってから考える」ことにしている。しかしこうして物事の判断を次々後回しにしていると、やがてにっちもさっちも行かなくなって、すべてがご破算ということになりかねない。第二次大戦での敗北が、まさにそういうものだった。日本人は戦争をどうやって終わらせるか、そのためにどうすればいいかという大局観を持てず、目先の戦局に一喜一憂しているうちに日本中を灰にしてしまった。 著者はここで原発問題については何も触れていないが、この本を読むと、日本の原発政策についてもまさに同じことが言えるのだなぁ……と納得できるのだ。とりあえずその場その時の判断で最善をつくしていれば、未来永劫この状態が維持できると考えて運営されてた日本の原発。地震が多発する狭い国土にいつの間にか50何基もの原子炉を作ってしまったのは、いかにして戦争を終わらせるかという大局観を持たぬまま、四方八方に戦線を拡大させてしまった戦争中の日本と同じではないだろうか。 小論「日本人の宗教意識」は、日本でなぜキリスト教が広まらないのかという疑問に対する、山本七平なりのひとつの答えだろう。「文化としての元号考察」は、紀年法の歴史についての好読み物だ。キリスト教国でない日本で、なぜキリスト教から生まれた西暦を使っているのか。キリスト生誕を紀元とするはずの西暦が、なぜ実際のキリストの生誕年との間に誤差を生んでいるのかなど、西暦についての疑問に思ったことがある人は、一読してみるといいと思う。
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熊谷陸軍飛行学校 桶川分教場 [DVD]
テレビで紹介されたのを見て行きました。昔本当に勤務されていた方が色々お話ししてくれました。当時の面影が残る施設は貴重だと思います。胸を打たれることが多く,手元に置いておきたかったのでDVDを購入しました。
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