007 オクトパシー ランキング!

007 オクトパシー 007 オクトパシー【字幕ワイド版】 [VHS]

私にとって007シリーズの中で最も気に入っているもののひとつ。ロジャー・ムーアが演じるボンドとしても、かなりよい出来栄えだと思います。颯爽とした身のこなしや軽快なアクションが決定的に欠けているといわれた3代目ボンドですが、この作品では体を張った数々のアクションを披露しています(撮影中に事故もあったそうです)。80年代前半ならではの生身のアクションは見もので、「なんだロジャー・ムーアもやればできるじゃないか」と思わせてくれます。物語の展開はちょっと単純すぎかなと思わないでもありません。美術品の贋作を見つけるところからソ連の陰謀へ展開するあたりは稚拙さも感じますし、背景設定もかなり単純化されていますが、それをアクションシーンで補ってプラス・マイナス・ゼロといったところでしょうか。また、007といえば毎回主題曲が話題になっていましたが、この作品ではRita Coolidgeの「All Time High」が使われています。インドに沈む夕日を見ながらこの曲が流れるエンディングが美しい。 007 オクトパシー【字幕ワイド版】 [VHS] 関連情報

007 オクトパシー オクトパシー(デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

007蛸だが、原題はとっても卑猥です。見ても見なくてもどうでもいい弛緩しまくったロジャームーアボンドシリーズの最後から二番目の作品。もうロジャームーアが年齢的に限界でちょっと近所を走るだけのシーンもスタントマン起用という情けなさだが、誰が見ても本人はやってないだろうと思うアクションシーンはスタントマンの頑張りでなかなか見ごたえがある。洗練されたヨーロッパが舞台の007ではなくダメ作品に成りがちな発展途上国が舞台の作品で、最初から最後までB級臭いダメ加減が漂うチープ007だが、割り切って見ればB級アクション映画としてそれなりに見られる作品である。 オクトパシー(デジタルリマスター・バージョン) [DVD] 関連情報

007 オクトパシー オクトパシー (ハヤカワ・ミステリ文庫 11-9)

Kindle版を購入。ハヤカワ・ミステリ文庫『オクトパシー』5刷(1987年11月発行)を底本としたものだそうです。収録内容は3作の短編+解説となっています。・オクトパシー 第二次大戦末期に、密かにドイツの金塊を盗み出したスマイス少佐の半生を回想形式で描いた作品。ボンドはあくまで狂言回しという短編らしい作品です(一応長編でも『わたしを愛したスパイ』という例がありますが)。冒険/犯罪小説のような過去話と、哀愁漂う現在の描写との対比が印象に残る好篇。 ちなみに映画版『007/オクトパシー』にでてくるヒロインのオクトパシーはスマイスの娘という設定。ただし、小説では金塊を見つけ出した場所がオーストリアなのに対し、映画では北朝鮮となっているので、同一人物とはいえないかもしれません。とはいえ、映画が小説の後日譚的なスタンスをとっているというのはとても珍しいことです。 また、回想に登場する山男ハンネス・オーベルハウザーは、映画『007/スペクター』の敵役フランツ・オーベルハウザーの名前元だったりします。 ぜひとも映画と一緒に楽しんでほしい作品です。・所有者はある女性 映画『007/オクトパシー』のもうひとつの原作。ソ連の二重スパイのもとに届けられたファベルジェのエメラルド球体。そのオークションを利用してKGBのスパイをあぶりだそうとする話。どちらかといえば、映画版はこちらのほうをベースにしている感じです。華やかな雰囲気が漂う作品。・ベルリン脱出 映画『007/リビング・デイライツ』の原作。重大機密をもったスパイの西側諸国への脱出を成功させるために、KGBの凄腕スナイパーを狙撃する話。殺しのライセンスをもったスパイとしてのボンドと、任務の重圧に苦悩する人間としてのボンドという2つの側面を見事に描き切った傑作。・解説/007のすべて O・F・スネリングの『ジェイムズ・ボンド報告』(北村良三訳、ハヤカワ・ミステリ・マガジン1965年7月号~11月号掲載)をもとに構成したもの。「007の女たち」「007のイメージ」「007の敵たち」の3章からなり、小説版007の世界観を解説しています。なにぶん古い解説なので、今読むと笑っちゃうような記述があるのはご愛敬。『カジノ・ロワイヤル』『死ぬのは奴らだ』『ムーンレイカー』『ロシアから愛をこめて』『ドクター・ノオ』『ゴールドフィンガー』『わたしを愛したスパイ』『女王陛下の007』の多大なネタバレを含みます。未読の方は要注意。フレミングの007の中でも完成度の高い1冊だと思います。3作とも良作揃いで、ページ数もそれほどなく、(ネタバレ過多ではあるものの)解説も豊富なので、小説版007の入門編にうってつけかと。早川からでているフレミングの007は2000年頃に改訳版が出版されてるのですが、本書だけなぜか出されませんでした。それゆえになかなか触れる機会がなかったので、安価で読みやすいKindle版が出てくれてホントに嬉しいです。 オクトパシー (ハヤカワ・ミステリ文庫 11-9) 関連情報

007 オクトパシー オクトパシー [Blu-ray]

ロジャームーア主演の「007オクトパシー」は前作「007ユアアイズオンリー」のアクションを継承しつつも、前作で封印された秘密兵器やロジャーボンド特有のおふざけをふんだんに取り入れた言わばロジャーボンドの豪華集大成でもあります。実際この作品でボンドを勇退するはずだったロジャームーアを無理に引き止めてもう一作作った引退作が「007美しき獲物たち」となりましたが、事実上引退代表作にしようと本作にかなり力を入れたのでは。本作は権利を取り損ねたサンダーボール作戦を何と初代ジェームズボンドのショーンコネリーでリメイクした「ネバーセイネバーアゲイン」に対抗する為に007本家の意地を見せた作品でもあります。実際に同時上映され興行収入で「オクトパシー」が勝ちましたが、本家とはいえショーンコネリー相手ではかなりのプレッシャーだったでしょう。ジェームズボンドのテーマ曲は使えないなど「ネバーセイネバーアゲイン」側には元々不利な条件だったと思いますが「ネバーセイネバーアゲイン」も作品の完成度は悪くないと思いますし、ショーンコネリーもカッコ良く久しぶりにボンド役を楽しんで演じているようでとても魅力がある作品だと思います。しかし格の違いといいますか、本作オクトパシーの度肝を抜くOPのアクロスターチェイスのシーンだけでも一本の映画を観たような演出のスケール感の前ではその勝敗結果は明らかに見えています。本編ではインドを舞台にアクションシーンが炸裂しますが今回はシリアスな前作とは違いあえて笑いをとる演出が多く、スタントシーンの危険度は前作同様の割にどこか余裕みたいな貫禄も感じます。主題歌「オールタイムハイ」もロマンチックでロジャーボンドのそれにマッチしていますし、モードアダムスが「007黄金銃を持つ男」に続き2度目のボンドガールを演じているのも珍しいポイントです。 オクトパシー [Blu-ray] 関連情報

007 オクトパシー 007/オクトパシー [VHS]

インドの謎の富豪、オクトパシー。彼女は秘密のビジネスで稼いでいた。美しい女性が集まる場所でのボンドの活躍。サーカスのシーンはなかなか楽しい!インドの不思議な雰囲気もなかなか素敵です。 007/オクトパシー [VHS] 関連情報




Loading...


ここを友達に教える