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ピルロ 我思う、ゆえに我蹴る。アンドレア・ピルロ自伝

原著2013年刊行。寡黙なピッチ上の哲学者の様な容姿に相応しいタイトルだが、中身は率直かつ饒舌に自身の葛藤や成功の秘話を語るサッカー選手の自叙伝としてはズラタン・イブラヒモビッチのそれと互角の面白さ。口述した内容を纏めたものらしいがイタリア人らしいシニカルで知的な語り口に引き込まれる。追い出された形になったミランへの皮肉。ワールドカップ決勝で蹴ったPK戦の重圧。バロテッリやインザーギ、ジラルディーノら代表の同僚たち、そしてユベントスのレジェンドであるデル・ピエロのエピソードなどセリエAのファンなら興味深い記述が満載。読後、良くも悪くもピルロへのイメージが変わること必至。 我思う、ゆえに我蹴る。アンドレア・ピルロ自伝 関連情報




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