バンドスコア MR.BIG「リーンイントゥイット」 (バンド・スコア)
ギター雑誌等に掲載されているポール・ギルバート本人の
奏法取材をチェックされている方だと「運指が少し違う!」
と思われ部分あるかもしれないですが、全体を通して丁寧に採譜されており、
非常に参考になります。やはり、こういった技巧派バンドのコピーは
このようなスコアが無いと大変ですね。
素晴らしいアルバムなのに、一時スコアが入手しづらい状態に
あったようなので、御好きな方は早めに入手される事をオススメします。
いつ絶版になるか分からないですしね。
Suffocation
前作"Souls To Deny"はオッサンの私にとっては
SUFFOCATION復活という事実を確認するためだけのアルバムで
楽曲自体にはそれほど興奮を覚えることは無かった。
しかし今作はMike Smithのドラムの持ち味を最大限に生かし、
楽曲もかなり気合をいれて作り込まれているので、初期からのファンも納得できる出来だと思う。
ジャケはDan SeagraveからJon Zigに変わってしまったが、これがまたシンプルかつ凶悪で
非常に素晴らしい。「S」のシンボルはグッドデザイン賞もんでしょう。
さらにまたもや"BREEDING〜"アルバムからのリレコーディングで
"Prelude To Repulsion"をやってます。むしろお前らアルバム丸ごと作り直せよと(笑
15年間デスメタルを聴き続けてきたのは間違いではなかったことを確認できるアルバムです。
Effigy of the Forgotton / Pierced From Within
我らがテクニカル・デスメタル集団SUFFOCATIONの2nd「EFFIGY OF THE FORGETTEN」と4th「PIERSED FROM WITHIN」の二枚組。
どちらも名作と誉れ高く、その名に恥じぬほどの素晴らしい完成度を誇る。このあたりは、さすがデスメタル界の重鎮といったところか。
猛獣が吠えるかのような凄まじいデスヴォイス。唸りを上げるおどろおどろしい強烈なギター。爆速スラッシュビートからブラストビートまで難なくこなすドラム。またこの手のジャンルとしては珍しく、ベースがよく響いています。このあたり、低音好きには嬉しいところ。
このように内容も凄まじいが、驚くべきはその値段。二枚組なのに、なんとCD一枚分の値段と変わりません(!)。別々に買うよりも格段にお得です。
デスメタル初心者はちょっと厳しいかもしれませんが、中級者や上級者はもちろん、初めてSUFFOCATIONを聴く人にもおすすめです。
というか、デスメタラーは必携です。
Close of a Chapter
これは素晴らしい。
初期から現在までの曲を網羅しており、尚且つ演奏のテンションが高い。
ベスト盤としても機能するがこれを聴いた後ではむしろスタジオ盤が劣って聴こえてしまう。
これがバンド初のライヴ盤とは思えないほど。
何故もっと早く出さなかったのか?
そして初期のライヴマテリアルは無いのか?
是非とも次には映像付のアイテムを出して欲しい。