Oh Say Can You Scream [VHS] [Import]
破天荒な彼らのステージの裏側を知ることの出来る、ボリウムたっぷりなライヴ・ビデオ。
演奏シーンも臨場感があり、合間に合間に素顔のメンバーが見られます。スネークの破壊したホテルの壁や、英語のわからないオジサンいじりは見る価値あり。
ビデオの最後の方には、ミュージック・クリップ付き。
ロード・キル [DVD]
2ndのツアーのライブ映像、OFFでの映像をまとめたもの。
始めにサイコラブのPVもあります。
ファンの方なら絶対楽しめると思います。
私自身も楽しめました。が、何か物足りない感じです。
まず、代表曲のI Remember Youが収録されてないのと、ライブ映像が
武道館のとブラジルのが多すぎる気がします。
前作のビデオスクリームのようにいろんな場所のライブ映像が観たかったです。
後に素晴らしいリハーサル映像もブートで出たので、このビデオ(DVD)に収録されたら
もっと良かったのにと思います。ついでにセンスがひどいビデオ(DVD)ジャケットはなんとかしてほしかった。
ツアーバスでメンバーたちの中にバズがいなかったり、微妙な人間関係も
映像で見ることができます。
全体的にはすごく楽しいです。
私も観に行った武道館でのライブ映像、ブラジルでの熱狂、ブラジル人の追っかけ君、
ドニントンでのライブ、OFF映像。ロブとのデュエット、パンテラとのKISSの競演、
相変わらずのバズの馬鹿っぷりなど。
Road Kill [VHS] [Import]
Slave to the GrindでHR/HM系アーティストとして史上初のビルボード初登場1位の偉業を成し遂げたSkid Rowのツアー記録である。やはり世界の頂点を掴んだ後だけにバンド全体を包む成功のオーラが感じ取れる。
EXTREME.METALLICAのラーズ,PANTERA,エース・フレイリー、ロブ・ハルフォードなど色々な人が登場し、なかでもバズとブラジル人青年が歌うKissのRoom Serviceは最高である。
成功の美酒か、はたまたドラッグによる酩酊状態なのかロブ以外はかなりのハイテンション状態であり特にバズは常軌を逸した言動が目立つ。
長いロード生活が本当に退屈なのがよく分かり、そして稀代の名フロントマン、セバスチャン・バックの存在の大きさがよく分かるビデオである。
スレイヴ・トゥ・ザ・グラインド (ワーナー・ハード・ロック1500)
スキッドロウと言えば、前作が有名で、よく名盤には前作の名が挙がることが多い。
確かに前作は今作よりキャッチーで、聴きやすさでいえば、前作なのかもしれない。
しかし、こと完成度にかけては、前作より今作のほうがずっと上だ。
サウンド、曲、すべてにおいて今作は、世間の評価は知らないが、私的にロック史にその名を刻む傑作だと疑わない。
ギター、ドラム、ベース、そしてヴォーカルによって表現される楽曲の数々は、スリリングなうえこのうえない。
ロックに興味を持った人には、ぜひお勧めするアルバムである。後悔させないぜ!!
さて、今回リマスター盤が出たというので購入してみたが、正直、音質が旧盤より上がっているとは思えない。
楽器一つ一つのサウンドは良くなったのかもしれないが、私には違いがよく分からなかった。
リマスターしていなく、ただSHM−CDにして、販売しただけかもしれないと思うのだが、どうなのだろう・・・
故に、完成度、おすすめ度でいえば、星5つだが、音質の件を考慮した結果、星4つとした。