Zoolander (Spanish) (Spec Sub) [VHS] [Import]
つい最近、銀座の小さな映画館にこの映画を観に行って、久しぶりに何も考えず笑える映画を観た気がした。そんな体験をもう一度したくて思わず英語版だけど、ビデオを購入してしまった。字幕なしで少し大変だけど、でもこの映画は役者の表情を見てるだけでもかなり笑えるので充分だと思う。ベンスティラーのバカさ加減は最高。彼がズーランダーというトップモデルの役をしてるのだけどその設定からしてありえなくておもしろい。どれも同じに見えるキメ表情もどうにも笑ってしまう。そこに世界的な悪のもくろみが加わっていくという何ともはちゃめちゃなお話しである。おまけにところどころにいろいろな有名人が現れるのもおもしろいので探してみるといいと思う。落ち込んでる時や笑いたいときにオススメ!
Meet the Parents [VHS] [Import]
頑固で偏屈な婚約者の父親に気に入られようと奮闘する、冴えない男(ベン・スティラー)のコメディ。
ストーリーも設定も悪くないのに、個人的には余り楽しめませんでした。「ここって、笑うところなのかな?」と考えてしまうような微妙なギャグが多く、婚約者の父親にわざわざロバート・デ・ニーロを持ってきた意味も感じられませんでした。
婚約者の元恋人に見覚えがあると思ったら、「ズーランダー」で仲間のスーパーモデル(?)役で共演していたオーウェン・ウィルソンでした。その点だけが、少し面白かったですが。
主人公同様に、婚約者の父親に苦しめられた経験の有る方は、見ていて「ニヤリ」と出来るかも知れません。
The Cable Guy [VHS] [Import]
マシュー・ブロデリックの演じるごく普通の青年が、
ほとんど偏執病のジム・キャリー扮するTVケーブル
配線工事人に執拗につきまとわれて・・・。
ジム・キャリーらしいどたばた落ち着かない
演技は、人によって好き嫌いが完全に分かれる
ところだと思います。
ストーリーとしてはおもしろかったけれども、
自分だったら、こんな人が身近にいたら手におえない。
はやく専門家のケアを受けてくれ!、と落ち着かない
気分で鑑賞しました。
「トンデモ男」を見たい方にお薦め。
太陽の帝国 特別版 [DVD]
とにかく少年が過酷な状況の中で、大人よりもむしろ順応して生きていく姿にはかえって戦争の悲惨さが滲み出てくるようです。ストーリーとしても映像美を追求した作品としても秀作だと思います。
ただ出てくる零戦は海軍航空隊なのだが勤務している兵士はなぜか陸軍。観客のほとんどは分からなかったとしてもそれぐらいは研究して再現して欲しかった。それとも陸軍の制服のほうが「日本軍」というイメージが彼らにあって、それを優先したのだろうか。
零戦に似せたT6テキサンはやはりT6テキサンで、あの零戦からかけ離れた短足主脚と後ろに後退している主翼の形もどうにかならなかったものかとも思いますが、そこまでは金はかけられなかったのでしょうか。その点実機を飛ばして完璧に再現しているP51ムスタングと対照的でした。
ただこれを差し引いても、ストーリーはとてもよいのです。
また、いつかさらにこの作品を超えるものを作って欲しいと思います。