30~Greatest Self Covers&More!!!~
単純に小西による原曲のアレンジと比べると、確かに聴き劣りするかもしれない。
しかし、私がこのアルバムで注目したのは、野宮のボーカルだった。
ピチカートの頃は地声で囁くというか、喋るような歌い方で、私自身は当時の野宮のボーカルが好きではなかった。
本作では、野宮は実にしっかりと「歌って」いる。
もっとハッキリ言えば、かなり表情をつけて歌い上げていると思う。
だから、野宮のボーカルだけをとって言えば、ピチカートの頃より断然いい出来なのだ。
昔からこういうふうにちゃんと歌ってくれていれば、当時から私が抱いていたピチカートへの不満も無かったことだろう。
私のように感じた人も少数ながら、きっといたと思うのだが・・・。
評価はあくまでも「極めて個人的な評価」にしました、念のため。
法律事務所に恋が咲く ドラマC
最近聞いたBLCDの中でダントツに面白かったです。
まず、主人公が上京するところからストーリーが始まるのですが、出身が「奈良県」ということで、どこに行っても「鹿と友達なの?」とか「鹿せんべいがおやつなんだよね。」とか色んな鹿攻撃?に遭う様がおかしく、又それに対応する主人公もかなりボケボケで、そのやり取りに終始笑いが止まりませんでした。
BLCDにありがちな「なんだか男なのに・・ひかれる・・」みたいなロマンチックな展開はないのですが、「おれはホ●にはならんで~」と元気よく宣言しつつもどんどん東京の空気に毒される(笑)主人公も聞いてて凄く楽しかった。
フリートークも20分近く入っており、2枚組みといったボリュームにも満足です。
初めは、キャストの方が目当てで買ったのですが、こんなにヘンテコでぶっちゃけた楽しい内容とは思いませんでした。
まだ、続編がありそうな勢いなので次作にも期待大。
アロマ
リラックスをするのに最適な音楽ですね。
この音楽を聞いていると自然と深い呼吸をしているのに気付きます。
私は湯船にゆったり浸かりながら目を閉じて聞いているのがお気に入り。
ザワザワとした日常で疲れきった身体と心を溶かしていってくれるそんなCDです。
セイクリッドセブン (Sacred Seven) [豪華版] Vol.02 (初回限定版) [Blu-ray]
アクションシーンが素晴らしいアニメセイクリッドセブンの第二巻です。
この巻に収録されている第三話でいよいよ主要キャラが揃ってきますが、見る前は主人公のライバルとしてナイトとフェイに期待していたのですが、実際に見てみると研美さんとそのSPだと言わざるを得ません。
なんといっても二人が装備しているアーティジェムスーツが格好良すぎて。
一枚絵ではそれほど魅力を感じなかったのですが、妖しく光を放って動くと映える映える。
やる気があるのかないのかよくわからないSPといい、本当にこの二人組は素晴らしい。
動きも相変わらず高クオリティなので、アクションシーンが好きな方なら一見の価値ありです。
そして4話に関しては……オーディオコメンタリーも合わせて、スーパー執事鏡さん大活躍としか言えません。
鏡さんの活躍を心ゆくまで楽しみましょう。
シティライツ(1) (モーニングKC)
後ろを向けばからっぽの暗闇ばかりと孤独に捕われていたのが、どんな影にもちゃんと明度があると思い出させてくれるような、「ひとへの愛」によって描かれた作品です。
繊細なスクリーントーンで彩られるぴかぴかの情景と、シュールともナンセンスとも脱力系とも表現しがたい独特で軽妙なギャグが、お互いを内包し合うようにして共存しているのが素晴らしいと思いました。
いくつかの曲線を組み合わせて作られたシンプルなキャラクター達も、よく見れば非常に表情豊かで、何度も読み返している内にだんだん愛しくなってきました。
本当は5点つけてもいいのですが、いずれ出るであろう2巻への期待を込めて4で。