QUIZ
2000年にTBSで放送された連続ドラマ「QUIZ」(財前直美主演)のオリジナルサウンドトラックです。特に固定的なユニットというわけではないようですが、リーダー&キーボード&プログラミングを担当する西原彰氏はその道ではけっこう知られた存在で、来生たかお、吉川晃司、氷室京介などのサポート活動や多くのセッション活動をしています。
ドラマをご覧になった方はすでにご承知ですが、いきなり響きわたる歪み切ったベースが不安感を煽り、プログレっぽくタイトなドラム、そして無機質で近未来的な世界を彷彿とさせる西平氏のキーボードと、今時でクールなプログレの小作品という感じに仕上がっています。ドラマ自体は不条理に満ちた予測不能で混沌とした世界観を現出していましたが、このサウンドトラックはドラマの演出を盛り立てるうえで、実に効果的でした。いまでも、ドキュメンタリー番組で、あえて不安感を煽る意味で頻繁に使われています。そういえば、劇中ではイエスが使われていましたね。
とってもいいよ!―財前直見写真集
希少価値でかなり高めのお値段がついている感じです。
中身は特筆して良いというわけではないと思います。
ファン向けです。かつ、過剰な露出期待はしないほうがいいと思われます。
『彼女の昔からのファンだ』『こういう写真集にはこういう写真集の良さがあるのだよ』と、達観できる通におすすめ。
それにしても一言いいたい。せめて、表紙は綺麗に可愛く撮ってあげてください、カメラさん。
BEST GUY<ベストガイ> [DVD]
F-15の空戦シーン結構迫力有りますよ。
イーグルドライバーの面目躍如といったところでしょうか。
ただ他の点で評価を落としています。
・敵のSu-27とバジャー爆撃機の特撮がしょぼい。もう少し造型なんとかならんか。
・女優陣に華がなさすぎ。
・あり得ないことが多い(不法侵入の見逃し、ヘリコプターの私的使用とか)
★三つは全てイーグルドライバーの方へ。
NHK大河 義経 総集編 [DVD]
義経は、伝説が多いですね。というのも、判官贔屓(はんがんびいき)という言葉は、彼のこと。惜しまれて死んでいった英雄は、その後に日本人が英雄として祀っていきますが、彼はその最たるもの。
五条大橋での弁慶との出会いや、静御前とのロマンス。一の谷から駆け降りる騎馬隊に、壇ノ浦の合戦での八艘跳び。どれも有名な話ですが、その映像を見る事が楽しみ。このドラマには、どれもしっかり入っていました。義経の物語は、平家物語の延長として考えられることもあるのですが、このドラマは滝沢・義経を描いた作品でした。
美咲ナンバーワン!! DVD BOX
「ごくせん」の面白さを期待した視聴者には物足りない方もいるとは思いますが。一見ベタな展開でぬるそうな登場人物からは、かえって現実的でシンプルなテーマをしっかり伝えてもらいました。超人に守ってもらうこともなく、ただいつも頭を下げている彼らからは、謝る事、お願いする事、感謝する事、そして信じる事の大切さを彼らの肉体を通して体感させてもらいました。出演者も本当に気持ちのいい仲良し感をかもし出して最高でした。「ごくせん」も大好きですが同じテーマを感じますので、好い悪いではなく、好みの表現方法を選んで楽しむのが制作者の狙いなのではないでしょうか。