チェンジ・ザ・ゲーム
大鶴義丹の作品を手にしたのは、すばる文学賞受賞作『スプラッシュ』を、ずいぶん昔に読んで以来。
良い意味で「青さ」が残っていて、うれしくなりました。
最初の出会いからそろそろ20年近く経つのに、今でも青春のエネルギーや影を書き続けている情熱には頭が下がります。
少年のリアルな成長物語を、ある種ファンタジックなヒップホップの世界(私が疎いだけでヒップホップ通にはリアルなのかな?)を舞台に描いた佳作だと思います。
湾岸ミッドナイト フラッシュバック
以前、湾岸ミッドナイトのビデオシリーズをレンタルで観てたんですけど、こないだ久しぶりに見ようと[湾岸ミッドナイト VOL.4」を借りたんです。映画の中で出てくるS30Zを始めとする湾岸の走り屋達。とにかく本物の改造車でしかも走行中の音も凄いので迫力は満点です。映像も素晴らしいけど、私が気になっていたのはこの映画のBGMです。とにかく、夜の湾岸線をイメージするのにピッタリな音楽なんです。すごくカッコいいし、気持ちも洗練される感じです。ザ・ジャドーズと上原ケイさんという当時新人の歌手でしたが、何度聞いてもいい曲なのです。特にテーマ曲でもある「私を思い出して」は夜の高速道路を彼女と一緒に走るには超最高のBGMだと思います。そこで、このCDは売ってないものかと、このサイトを見たんですけど残念ながら販売されていませんでした。どなたかこのCDを手に入れる方法があったらぜひ教えて下さい。お願いします!今夜もビデオ見ようかなぁ・・・。
新・湘南爆走族 荒くれNIGHT [DVD]
私はVシネマというものを見るのはこれが初めてです。
Vシネマに対して色んなイメージを持っていましたが(大半は良くないものばかり^^;)
これを見て、私の中のVシネマに対するイメージは覆されました。
とにかく個人的には全てにおいて満足です!
原作のキャラクターのイメージを崩さず、完全再現と謳っても良いくらい。
コミックから実際にキャラクターが飛び出してきたようで…!
小梅ちゃんがもうちょっとショートカットだったら良かったのになー(笑)
演技については少し青臭いところもあるかな?とも思いましたが、
青春真っ盛りの子達ばかりならば全然OKな範囲です。
キャラクターの性格もきちんと再現されているし、小ネタも可愛いです。
ストーリーは春間が輪蛇に入りたくて奔走しまくる出だしから始まり、
知地岩との対決に続いて…といった感じ。
原作とは少々違って、コネ繋がりではなく、自分の力で何とかしようとアタックする様が良かったです。
善波ちゃんの登場回数が少ないですが、それが逆に「影の男」「実力者」のイメージが持てました。
出てきたら出てきたで渋くて格好良い。
大滝純(GISHO)さんって、誰?と思って調べてみたら、
バンドのペニシ○ンの方だそうで…そりゃ格好良いですね。
バイクについては私はあまり詳しくないのですが、こっちにも力を入れているようです。
原作好きな方なら、Vシネマ1と2、アニメを見てかなり楽しめると思います。
(Vシネマ3と4はちょっと…)