ライヴ・イン・オランダ [DVD]
ギター1本とボーカルのデュオとしては、自分の知っている中では最高。
超絶技工のタックのギターとクラシックの声楽も勉強しているパティの包み込むような気持ちの良い歌声はあり得ないぐらいの組合せ。
パティの歌い方は黒人にありがちな重苦しい歌い方ではなく本当に心地良い。
こんな素晴らしいDVDが収録時間153分(50分ぐらいのドキュメンタリー含む)。
一家に一枚と言いたいぐらいのお勧め盤だ。
ライヴ・イン・オランダ [DVD]
ライブの雰囲気がそのまま伝わってくる素晴らしい作品だった。
夫婦で奏でる音楽は二人だけで演奏しているとは思えないほどのグルーブと迫力を感じる。
ライブ前の音創りや心構えなどのインタビューも充実していて、楽器に関わらず全てのプレーヤー必見の映像ではないかと思う。
Lee Ritenour & Friends 1 & 2 [DVD] [Import]
LDでも持っていたのですが、この輸入版の価格で抵抗無く買えました。リージョンフリーなので安心して買ってください。
画質はマスターテープから作り直したというよりLDから焼き直したような感じ。日本語の字幕や警告がそのまま入っているのでまず間違いありません。すこしフォーカスが甘くリーの若さと共に時代を感じます。
音はドルビーステレオに変換されていますがレベルがすごく低くダイナミックレンジも狭い。
とにかく、豪華なゲスト・友人に囲まれ楽しそうなリーが印象的。腰を振りステップを踏みながらギターを弾いています。このころからライブでストレートなジャズをギブソンL-5Cで弾くようになったのですが、CDでの前もって構成されたソロと違い、フレーズの組み立てにかなり苦慮している様子がうかがえます。その他のギターに持ち替えると水を得た魚のようになり、すらっとした綺麗な指からいつものフレーズが生み出されます。
それにしても、日本企画のソフトとはいえ日本語字幕には違和感を持つだろうな、アメリカのファンは。だって消せないんだから。
ファンとしてはもっと近年のライブをDVDで観たい。
愛の贈り物~ギフト・オブ・ラヴ
ギターのタックとボーカルのパティーの2人の構成のジャズ・デュオです。このアルバムは知っている曲のオンパレードでとても楽しいアルバムになっております。例えば、スキヤキ(上を向いて歩こう)、ソングフォーユー、クロス・トゥ・ユー、タイム・アフター・タイムそしてギターソロの「素顔のままで」言う具合です。どうしてこのデュオを知ったかと言いますと大晦日に放送されたNHKFMの一日ギター三昧の中で、タックのギターのアースウインド&ファイヤーのゲッタウエイが紹介されてとてもよかったのでどれか1枚CDを聞いてみたいと思いましたら、知っている曲ばかりのこのCDが目に留まり購入した次第です。高度なテクニックをさらっと聞かせるギターと黒人女性っぽい乾いた感じのボーカルが加わって非常に心地よいサウンドになっております。休みの日のBGMに持って来いです!
ラーニング・ハウ・トゥ・フライ
音楽を真剣に研鑽しているかどうかは演奏される音に正直に出る。
この二人はそれを実践している。それが驚異的。
愛というオーラでジャズを粋に料理する。10点中10点
タックは天才。