アリス・イン・ワンダーランド ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を合体させて、
そこにオリジナルな要素も盛り込んだファンタジー。
原作の「マッド・ハッター」はわりあい風景みたいな存在感なんだけど
ジョニー・デップのマッド・ハッターは
この映画のマッドぶりを背負って立ってるともいえるすばらしいイカレ具合です。
でも、ただただ「変」なだけじゃなく、赤の女王の支配下になってる世界を
元の平和な世界に戻したいと強い意志を燃やしてるあたり、なかなか熱く、
実はものすごいかっこいい役どころ。
お茶会にやってきたアリスに、マッド・ハッターがテーブルの上をガチャガチャ歩いて
嬉々として近寄っていくシーンはやっぱりとても印象的です。
白の女王の「ちょっと見マトモそうなのにやっぱりそうでもない」という、
そこはかとなく漏れ出てくるブラックな様子が逆に魅力的で、映画をより味わい深くしてると感じます。
映像も美しく、何度も繰り返し見て楽しめる作品だと思います。
しあわせの隠れ場所 [DVD]
恵まれない環境で育ちながらも、自分を見失うことなく生きてきた心優しい黒人青年マイケル・オアー。現在もアメフトで活躍する彼の、花開くまでの波乱万丈な人生を描いたノンフィクション映画。
主演はサンドラ・ブロック(『スピード』『デンジャラス・ビューティー』)。マイケルの後見人になることを決意し願い出る。持ち前の強い眼差しがぴったりの役柄で、強き女性、強き母親、強き人間を身体を張って演じきる。どんな困難が立ちふさがろうと決して足を後ろに動かすことはなく、前へ前へと進んでいく。スクリーンに映し出される彼女の強き女性像は、今を生きる女性へのエールとなるだろう。
対してマイケル・オアーは穏やかな人物で、サンドラ・ブロックが演じる女性とは正反対の人物像。誰かを守りたいという気持ちは人一倍強く誰にも負けない。相手をなぎ倒していくアメフトの世界は似合わないと一見見えるけれども、守るという能力を活かし、その気持ちをチームを守るという意志へと変えて、みるみる才能を開花させていく。穏やかだけども、決して困難にぶつかろうと簡単にくじける弱い人間じゃない。母親に捨てられようと、愛されなくとも、着る服がなくたって生きていく。その力強い生き様に熱きハートを感じずにはいられない。そしてギャングの友人を持ちながらも、間違った道には進まなかった確固たる強い意志。またその友人との人生の行く末の対比が、生きることの難しさや恐ろしさを醸し出す。
血がつながっていなくても家族は家族。温かき家族の愛を描きながら、人生の困難やそれに立ち向かっていく強き人間像を映し出す。実話とは思えない辛い出来事に胸が痛むと同時に、困難の後に開けた、輝ける人生に目頭が熱くなる物語でした。
ゴールデン☆ベスト アン・ルイス 1982~1992
久し振りに聞きたくなって、軽い気持ちで聴いてみたが、いやはや彼女がわが国では稀有な女性ロックシンガーであることを再発見できたGOODアルバムであった!スローな曲も勿論聞かせてくれるのだが、やはり「六本木心中」「あ々無情」などのロックナンバーが彼女の真骨頂であろう。中でも山口百恵氏&沢田研二氏の作品である「ラ・セゾン」は「こんなにイイ曲だったっけ?」と言えるほどのご機嫌?なナンバーで、楽曲のクオリティーの高さも再発見出来て、軽い気持ちで手に取ったところが、現在のカーステヘビーローテーションとなってしまうほどのアルバムであった事に、思わず「お宝発見」的な気持ちにさせてくれるベストアルバムだ。彼女はこんなに格好よかったんだ!
アン・ルイス Best Selection
ベストアルバムが大好きな私。曲目を見てほとんど歌えるなぁと思い、おもわず購入してしまいました。
買って良かったです。特に大好きなのは「WOMAN」で、すごく懐かしくなりました。
最近のドラマで「あゝ無情」や「グッド・バイ・マイ・ラブ」が使われていましたが、きっとドラマ制作者の中心メンバーが若い頃アン・ルイスを聴いてた世代だからなんでしょうね。
昔テレビに出ている彼女の歌を聴いてた頃は、パンチのある歌唱力が際立った人だと思ってましたけど、改めて聴いてみると「あれ?意外にかわいい声だわ」と思わせる曲も何曲かありました。
特に「グッド・バイ・マイ・ラブ」なんて別人かと思うくらいです。