鶏料理―部位別の基本と和洋中のレシピ
第1章 では、頭も足もついたままの丸鶏のさばき方が、写真つきで丁寧に説明されています。
丸鶏のさばき方→ガラの分け方→内臓の分け方→内臓の掃除、ガラの掃除
中抜き鶏の扱い→中抜き鶏のさばき方
つぼ抜き、一枚に下ろす(チキンロール、ガランテーヌなど用)
ガラから取る、和風、中華、洋風スープの作り方。
以下 それぞれの部位を使ったお料理の紹介となります。
手間のかかる料理から簡単なものまで、沢山紹介されています。一度の料理に使われる鶏肉の量が、多すぎることがなくバラエティーにとんでいて、大変参考になりました。
ちょっとがんばって時間のある時に挑戦するのにピッタリだと思います。
鶏料理のレパートリーを増やしたい私の目的にぴったりと合った本でした。
玄天の花嫁 嬌鳥待望 (講談社X文庫 ホワイトハート)
アジアンファンタジーとしてとてもよく書けていると思います。
公主と玄の出会いも、ロマンティックで素敵でした。
文章も簡潔で読みやすく、作者の描きたかったであろう風景がすとんと落ちてきました。
話も、切なくて、でも公主がけなげで儚げで、一気に読んじゃうほど引き込まれましたが、もう一押しあればもっとよかったのにな〜と思いました。
マドリガル・ヒストリー・ツアー
キングズ・シンガーズと伴奏に贅沢にもコンソート・オブ・ミュージックが加わった珠玉の1枚です。収録曲にルネサンス期の世俗曲の有名曲を多く含んでいますし、この値段で歌詞、対訳もしっかりついていますから、申し分ありません。
キングズ・シンガーズらしい柔らかく歌うフレージングのうまさとハーモニー感覚の良さ、アップテンポの曲の言葉捌きのうまさは、唖然とさせられます。ヴォーカルアンサンブルの団体は数多くあれど、この分野ではやっぱりキングズ・シンガーズがぬきんでていますね。