226 [VHS]
この作品は、
奥山和由製作 五社秀雄監督 笠原和夫脚本
で、1989年に公開された作品。
新旧オールスターキャストが配役され、話題になった。
注目は音楽、
現在、テレビや映画で活躍している人気作曲家の千住明の初作品。
印象的なテーマ曲を手掛けている。
TUBEst III
1996〜2000年までのシングル曲9曲+過去の代表曲8曲をアレンジした曲の全15曲でこのアルバムは成り立っています。曲順はシングルリリース順で凝ったものではありませんが、このアルバムの一番良いところは、やはり曲順です。1曲目の「Only You 君と夏の日」でさわやかに始まり、最後は「夏を抱きしめて(アコースティックVer.)」でしっとりと締めてくれます。また、このアルバムにはバラード曲が比較的少なめで、盛り上がる曲の方が多いです。特に「ー花火ー」「Yheei!」はハジけます!と、思ったら、「きっと どこかで」「Purity~ピュアティ~」など、しっとりしたバラード曲も入っています。お勧め!
NHK少年ドラマシリーズ ユタとふしぎな仲間たち [DVD]
可愛いはずの『座敷わらし』が、何故か?むさ苦しい「座敷おじさん」姿で登場する。その理由はラストで明かされるが、そういうことか!と考えさせられるでしょう。本当のドラマとはこの作品のことである。
教科書に載った小説
私は70年代後半の生まれですが、この中で私が授業で習ったものは、
一作のみでした。
が、そういう「なつかしい」という気持ちがなくても、読み物として
楽しめます。
教科書に載った小説なので、一作一作が短く、読みやすくもありました。
「教科書」というと、構えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、
さすがに名作ぞろいの短編集といった感じです。
収録作品は、
とんかつ (三浦哲郎)
出口入口 (永井龍男)
絵本 (松下竜一)
ある夜 (広津和郎)
少年の夏 (吉村 昭)
形 (菊地 寛)
良識派 (安部公房)
父の列車 (吉村 康)
竹生島の老僧、水練のこと (古今著門集)
蠅 (横光利一)
ベンチ (リヒター)
雛 (芥川龍之介)
となっています。
ユタとふしぎな仲間たち (新潮文庫)
「やっぱり、おれが思ってたとおりだ。おめえの心の底には、本物の勇気がある。それは、おめえのオドから受けついだ勇気だ。だけど、おめえはまだそれに気がついていねえ。おめえは自分で自分を意気地なしだと思っているし、人もおめえを、情けねえモヤシだと思っている」
「人間、なんでも、気の持ちようだぜ。自分が乗り物に弱いと思ってるから、すぐ酔っ払っちまうんだ。おめえが、自分に勇気がねえと思ってるから、いつまでも弱虫でいるみてえにな」
―――本書より、“座敷わらし”・ペドロのセリフ
北東北の、温泉のある山間の小さな村を舞台に、タンカーに乗っていた父の事故死を機に都会からその村へ越して来た少年・ユタ(本名=水島勇太)が、害のない妖怪として知られる“座敷わらし”のペドロたちと出会い、彼らとの交流を通して“貧弱な坊や”状態(ブルワーカーの広告か!)から、心身ともに成長してゆく様子が描かれている。「ぼく」の一人称で語られる児童文学―1971(昭和46)年、新潮少年文庫の一冊として刊行―ではあるが、エッセイなどでもおなじみだった作者ならではのおっとりとした語り口のせいか、ユタのモノローグが作者本人の言葉であるように思われる部分などもあり、それがこの作品に、ちょっと奇妙というか、よくいえばユニークな味わいを与えているのだが。ともあれ、ユタに語りかけるペドロのセリフなどには、(読者として想定した)子どもたちに対する「君たちの中には、もっともっと可能性が眠っているはずだ」、というような、時代を超えて胸に響いてくる作者の想いが強く感じられ、もういい年をしたオレ自身も、読んでいて大いに励まされる思いがしたのだった。なお、74年にはNHKでドラマ化(近年DVD化も)。極力、この原作の世界を尊重して映像化した佳作(ただし、終盤の展開は大きく異なる)。