イイダ産業 制振シート・2枚入 XETORO-A
軽自動車のドア外張りの内側に貼り付けコモリ音を低減するのにつかいました。
防音というより防振に近い効果を持っているので、低周波のするPCなどに使わないと効果が見えないかもしれません。
あくまで低域の共振帯をずらして、他の吸音と組み合わせて使う用。
上手く使えばちゃんと効きます。
SANWA SUPPLY TK-SS4 防振ワッシャー
120mmのケースファンの静穏用に購入
ケース付属のフィルタと干渉するためファン用のゴム製固定具は使用できず、
ケース内側は防振ゴム TK-F120SSを使用し、ケース外側とネジ山の間にこちらを使用しました。
内径が4mmと大きいためファン固定のネジがきついということもなく普通に取り付けれました。
両者の組み合わせによる静穏効果はかなりあります。
ケースの色が黒なので、黒色もあればいいなと思いました。(隠れて見えませんが)
福島原発でいま起きている本当のこと~元・現場技術者がすべてを語った!
3月11日の福島の原発事故後、国民はテレビで情報を得ている層と、週刊誌を買った層、インターネットを見て情報を得ている層など、
得た情報源の種類によって、多くの人の情報が寸断、多元化してしまった。
よって、どの情報を得ていたかによって、本の新鮮さ、評価が変わってくると思う。
私はその後の経緯と事前の状況の予測から、新聞やテレビよりも週刊誌、
原子力を推進してきた人より、小出裕章氏や後藤政志氏、田中三彦氏、広瀬隆氏、
またはこれらの人から情報を得ていたジャーナリストの即時性と事故の状況に対するシビアな目線を信頼している
(最も追記現在時は週刊誌は冷め、新聞も小出しに情報を出しつつあり、東京新聞など厳しく迫っており、状況が変わりつつある。
ラジオとインターネットの融合でラジオ発の情報も頼りになる。ただテレビは総じて現状も酷い。)
この本は著者が"原子力ムラ"内部の人間であるにもかかわらず、
概ねそうした"原子力ムラ"外部の人間の認識と同様の厳しい視線で福島の原発事故について語られる。
ただ、この本には上記の人が指摘していない点が書かれている。
(というのも、著者が学者でも設計者でもなく、現場に長く携わっていた現場を熟知した技術者であるからだ。)
その点が類書にない、この本でしか得られない貴重な証言である。
まず、「地下ダム」についての見解。小出裕章氏や馬淵元補佐官が主張している意見だが、
著者によると地下ダムを建設すると、毎時注入される汚染水が土壌の中であふれ、液状化する危険性があり、
タービン建屋の耐震をもろくする危険性を指摘している。
是非はさておき、著者によると小出氏を所謂御用学者より信用できる学者としながらも、
一般論として学者の限界として大学の原子炉(実験炉)を扱ってる点をあげ、
原子炉建屋の下は堅いコンクリートが敷き詰められている現場(商用炉)の常識を知らない点を挙げている。
次に、東京電力も認め、多くの人が納得している、炉心のメルトダウン→メルトアウト(地下に沈む)という事故の進捗状況に異論を唱える。
そうではなく、3月11日の地震で圧力容器に繋がれた配管が破断した可能性を示唆し、
その壊れた配管から、水と一緒に燃料が漏れだした可能性を指摘する。
その根拠として、事故直後崩壊熱で2700度あるに違いない炉心の温度が一気に400度に下がっていることから、
炉心の多くが配管から逃げたのではないかと推測している。
また、もし仮にメルトダウンし、あんこのように炉心が同じ点にとどまっていれば、放射線量の値は同心円上に散らばるはずだが、
局所的にホットスポットがあるためだという。
正否は定かでないが、確かにタービン建屋地下に高濃度汚染水がたまっていたり、主排気筒付近で10シーベルトというとてつもない値が、
万遍なくではなく、局所的に出ている。
津波でなく、地震による配管破断が事故の原因だとするのは、広瀬氏や田中三彦氏が指摘していた主張と同じだが、
その根拠は主に圧力容器と格納容器の圧力の数値からの推測で、放射線量と燃料の温度からの推測はこの本を読み初めて知った。
いずれにせよ、第三者委員会や、事故調によって、配管が破断したかの検証は絶対になされなければならない。
また、同様の危険性がある原発は、すなわち同様の事故が起こりうるということで、即時止めなければならない。
しかも、原発を止めた後も地震による配管破断(=冷却材喪失)の可能性は残るわけで、廃炉までの間、何らかの対策を考えねばならない。
また、東京電力の幹部と吉田所長ら現場の意識のギャップは多くの方が知ることとなったが、
著者は熟練した下請け作業員と東京電力のギャップもあると指摘している。
東京電力から出向する課長級の社員は原子力の現場に携わっているものからしたら"素人"に近いとして、
現場の知見を最大限活かせるように、東電幹部と所長と現場熟練作業員が同じ立場で発言できるようなシステムを作り上げるべきだという。
幹部と現場、現場新米と現場熟練に温度差があるとしたら、その温度差を埋めるべく情報を共有せねばならない。
現状それができていないとしたら、東電幹部のトップダウンでの打算こみの"命令"が危険なのは言うまでもない。
(清水社長が東電撤退案を政府に申し入れていたと判明したがゾッとする。)
間違った決断がなされることは、事態をより危険な状況にしないためにも、現場の作業員の労が報われないという意味でも、
絶対に避けなければならない。
また、急場の作業員は三時間の研修で配置されることがあるという。汚染水浄化システムの不具合をみても、
ねじの回し方一つで経験がものを言うという、熟練作業員の方の知恵の必要性を感じる。
他には「原子力ムラ」の論理がいかに一般的な感覚から乖離しているかを詳述していたり、
現場作業員の過酷な状況がかいつまんで記されている。
死因は心筋梗塞とされる、といった例や、冷却水が降ってきた話、作業員は情報漏えいさせないために囲い込む話など、寒気がする。
著者の福島の現状認識は、小出氏や多くのフリーランスのジャーナリストが示すように東電の工程表が全く信用できないとしたうえで、
今の原子炉の状況を全く楽観していない。
背後にある"原子力ムラ"がいかに判断を誤らせるかも著者自身が"原子力ムラ"にいたものとして反省も含め振り返っている。
著者の言うように、収束の妨げにしかならない、"原子力ムラ"というシステムは思考力を鈍らせるものとしてまず即刻解体して、
反原発派も含めた本当に収束できる人間を見栄や損得なしに集めることが急務である。
さらに、東電社長を含めたトップダウンの命令系統ではなく、東電の現場作業員と所長、さらには下請けの方まで、
上下序列を設けずに意見を吸い上げるシステム作りが急務である。
また、"原子力ムラ"のまた一部である東京電力をただ守るためだけの情報隠ぺいなどはもってのほかである。
私の読後感だが、この本があまりにも報道と乖離しておりそれが恐ろしい。
原子炉は他人任せにできないうえ、"素人"がなんとか収束に向け作業しているという認識は、正に綱渡りであり誰が報じたか。
ぬるま湯につかった今の報道を見ていると、危険ではない気にさせられ、反原発の人が危機を煽っているように錯覚するが、
「原子力ムラ」内部からこのような意見が出てきたことは深刻である。
また、この本の主張が正しいと仮にすると、良心的であろうとしても、
現場に通暁していないことにより判断を誤る可能性があるということを意味し、反原発を掲げてきて、
より正確に事態を把握しようとした人たちでも意見の相違があるということで、
この問題は相当デリケートだ。いわんや今までコメントしていたいわゆる"知識人"や自治体の首長、経産省の官僚、保安院、
政治家など全く事故の状況を把握していないで発言していることになり、容易に信用できないし、適当な放言は誰のためにもならない。
政治力を行使できるもの、メディア、立法、行政、司法でこの問題に絡んでいる人はすぐにこの本を読んだり、
この著者のような現場での事情を客観的に把握できる人間をブレーンとしておき、収束に対処すべきである。
未曾有の危機であるのにも関わらず、政治、メディアに危機感が把握されていない事がすでに最大の危機であると思う。
追;「地下ダム」であるが、原発陸側にコの字状に囲む案が東邦大の村瀬氏らが提案している。この案なら海側を閉じないため、
汚染水流出の危惧はあるが(圧力上汚染水流出はない、と説明している)、建屋への膨大な量の地下水流入を防ぐ役割があり、
かつ液状化の恐れもないと思われる。
追:小出氏が、本書に書かれている、岩盤上に原子炉建屋が立っている、という件にラジオで反論していた。
また元技術者菊地洋一氏が本書と同じ四号機の崩落の危険性を指摘している。
週刊朝日によると、現場の声に戒厳令がしかれているようで、情報は統合会見からしか入ってこない。
外部の人間は統合会見の情報をもとに判断せねばならないわけで、仮定とする生データが歪曲されていたら、小出氏のみならず、
外部の人間の声、またマスメディアによる世論認識に誤りが生じるので、そこはきちんとオープンにしてほしい。
顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか
前半は少々だらだら進むが、第2章あたりから一気におもしろくなっていきます。
一時の成功から、いろんな事に出し、そしてザッポスに・・・
その心模様や判断の悩みが大変リアルに書かれていると思います。
そんなに簡単に大きなビジネスを生み出せるわけではなく
裏打ちされた信念や、背景がありますね。
ザッポス応援したくなりました。
日本の起業家でも最近はこういう方が少なくなり
表面的な成功や一時の成功だけを語る人が多いように感じます。
本来の起業はやはりこうだと思いますし
起業したての自分への応援にもなりました。
起業したいと思っている方は是非読むべしです。
ブレイジング・エンジェル
フライト系ゲームでまず気になるのは操作方法ですが、
ロール・ピッチ・ヨーを操作するシミュレータコントロールと、
スティックを倒した方向に旋回するアーケードコントロールがあり、
それぞれ、6軸検出を利用した、コントローラを傾けて
操作するモードにもできます。
プレイ中にポーズをかけて、操作モードを切り替えることも可能です。
空中戦はシミュレータモード、対地攻撃はアーケード、
といったプレイもできます。
プレイヤーは連合国側ですが、プレイを進めるにつれ、
ドイツ軍や日本軍の機体も使えるようになります。
零戦・隼・震電・雷電・橘花などが使えます。
英国に配属されたばかりの新兵という立場でスタートし,
アフリカ・太平洋と転戦していきます。
味方の指示に従ってプレイすることで、
操作方法を覚えていけるようになっているのですが、
音声は英語のみで日本語にすることはできません。
日本語字幕が画面上部に出るのですが、これが白一色で、
白い雲と重なって、全く読めなくなることも多々あります。
これは致命的な欠陥ですね。
画面右下にレーダーがあるのですが、高低差を全く表現しておらず、
敵機が低空なのか、上空なのかわかりません。
第二次大戦にそんな高性能なレーダーはないと言われればそれまでですが、
もっと賢いレーダーにして欲しかった。
背景がとてもきれいなのですが、そのせいで敵機が見づらくなることもありました。
ゲーム自体は非常に良くできていて面白いと思うのですが、
プレイヤーへの配慮が足りないのではと感じました。