ヒトは食べられて進化した
ヒトは他のサルと同じようにその歴史のほとんどを肉食動物の捕食の対象として過ごしてきた・・・
ヒトは進化の中である日いきなり、特別な存在として登場したわけではない。冷静に考えれば或る意味当たり前のことに改めて気付かされ、著者の思考の柔軟さに瞠目しました。ただ、現在の肉食動物とサルを通しての記述にかなりの紙数を割いており、化石人類の記述がやや少ないなという印象もありました。化石人類そのもののについても、もう少し詳細に語ってほしかったとも思います(これは仕方の無いことかも知れませんが)。
しかし、そうは言いながらも、その現在の肉食動物とサルの記述も大変興味深いものが多く、楽しんで読むことができました。博物誌や歴史に興味をお持ちの方なら、一読の価値は十分にあると思います。
QUAKE TRANCE BEST.5
最近の流行やこれから流行るとも言える音を、あますとこなく収めた一枚と言えるのではないでしょうか。曲数は 24 曲と多いですが、全体の収録時間は76分以上という、CD の要領ギリギリまでというボリュームの凄さ。@社の某コンピのような、曲の詰め込みすぎによる一曲の短さを感じさせず、消化不良の起こさない作り、それに曲の配置とつなぎの良さなど、UTO 氏のサービス精神の良さを感じられる。
また、最近巷に出回りだした、ギャルっぽい Trance コンピとは違って、正統派な感じで聴け、なおかつアゲアゲ感もあり、かつミーハーなものにもなりすぎていない。曲やアーティストもやたらとマニアックなところが多いが、その分新鮮。
この CD の全体の感じとしては、ポップな曲とハードな曲が多い。
Yellow Dog Linux 4.0 Japanese BOX set ノンサポート版
MacMiniで使おうと思い購入しました。ほかのMacでの動作状況はわかりませんので、Miniの状況だけ以下に記載します。いくつか残念な点がありましたので、星3つです。
1. Mac on Linux (Linux上でMacOSを仮想エミュレータで動かす)
が動作しません(これを一番期待していたのに、、、)。
2. サウンドが鳴りません
後でベンダーに問い合わせたところカーネルのアップデートを案内してもらい、それをインストールしたところ音質は悪いながら鳴りました。ただしこのカーネルでもmolが動作しませんでした。
そうなると、FedoraとかCentOSみたいなフリー版のPPC Linuxを入れても変わりありません。
良かった点は、同梱されていた黄色いCD-ROMケースがなかなかおしゃれだったこと。MacOS X では変なキータッチになってしまう手持ちのUSBキーボードで、正しくタイプできたことでしょうか。
Intel Macが出てPPCベースの商用Linuxは苦しいでしょうが、すでに買った人が皆買い替えるわけではないので、今後、フリーOSにはない特色あるかつRobustな品質に期待したいところです。
アナコンダウーマン
1991年リリース、ササジーズ(おそらく)唯一のアルバム。個人的にいつぞや中古SHOPにぶんなげられていたやつを、バンド名にちょっとひっかかり(笑)中を確認した瞬間、すぐ様購入した記憶があります・・・メンツにとにかく驚きましたね(「ササジ」で予想はしてましたが)!内容は、ギターのエッジが効いた80年代HR/HM感覚日本語歌謡ロックな趣・・・ゲストボーカリストとして、奥田民生・奥居香が参加してたりします。メンバーは、笹路正徳(Key)・土方隆行(G)・坂井紀雄(B/Vo)・青山純(Dr)・・・このメンバーでこの音楽スタイル、ある意味珍盤ですよ(笑)。4曲目のみインストで、JAZZ/ROCKなナンバー・・・各メンバーの演奏が、楽しめます!何気なくとっても安い値段で売ってるので、気になった方は是非!!