ゴルゴ13 (64)海難審判・10月革命の子・2万5千年の荒野 (SPコミックス)
「2万5千年の荒野」 は、あたかも現在進行形で起きている原発事故を予見したかのような作品です。
ひたすら原発の安全策を会社トップに訴える、誠実な現場技術者バリー。 利益追求・政治的利権しか頭に無い現場を知らないトップ。
やがてバリーの危惧は現実味を帯びてくる。 原子炉が冷却系統にトラブルを起こし、制御不能に陥ったのだ。
原子炉容器内圧力と温度は上昇し、爆発は免れない事態となった。
彼は偶然、ゴルゴの狙撃を目撃し、その神業的射撃で配管の一カ所を撃ち抜けば最悪の事態を回避できると考え、直接ゴルゴに依頼する。
「私は、あんたの狙撃を目撃した人物を知っている。 その人物の命と現金50万$でやってもらいたいことがある。」
猛烈な放射線の中、仲間の決死の協力を得てゴルゴは配管を撃ち抜く。 だが、高濃度・高熱の汚染蒸気を浴びたバリーは死に直面する。
バリー「狙撃の目撃者だが、それは私だ。私はここで死ぬ。」
無言でバリーに歩み寄り、差し出した最期の一服に火を着けるゴルゴ。
涙無しには読めませんでした、
Take The Wave
歌としては、バランス的にもう少し英語が欲しい所だが、悪くない。
評価は5にしたが、気持ち的には4だ。
なぜなら、あまりにも発売が遅いから。発売しないのかと思ったぐらいである。
アニソンのそういった流れは良く知らないのだが、アニメが始まってから発売日までは4ヶ月近くある。
いまさらって人も多いのではないだろうか?ガラスのハイウェイには劣ると思うが決して歌的には悪くない。
悪くないからこそ、発売を期待するものである。やっときたか
ゴルゴ13 164 (SPコミックス)
中国の空母が近い将来(艦載機射出装置の問題が解決できしだい)、日本の領海付近あるいは領海内を遊弋するのは時間の問題でしょう。本作品は、カタパルトを使用しない艦載機としてVSTOL機を提案していることは、興味深いものがあります(英国のハリヤーのコピーとしなかったのは説得力があります。)。人権費の高騰から日本の基本技術(精密金型等)を有する工場が、中国に進出する、あるいは定年退職した日本の技術者を高賃金で中国に招聘する等の技術流出が後をたちません。この現象は、近い将来、日本の国家としての存続に大きな問題となることが懸念されます。その時、本作品のように「ゴルゴ」が処理してくれれば、安心なのですが・・・・。
ゴルゴ13 ファイルG13を追え
ゴルゴ13のキャラゲーであるものの(マルチシナリオのいずれの場合も)「彼」の登場シーンは少ない。
しかし原作漫画でも、ゴルゴ13本人ではなく周辺のどよめきがテーマとなる作品は多い。その意味でシナリオに違和感は無く納得できる。また、テキスト中での句読点の使い方、台詞回しは原作漫画の特徴をうまく持ち込んでいる。
ビジュアル面はテレ東アニメに準じる。さいとうたかを氏のタッチが見られない点は残念であるが、原作漫画ファンの私にも違和感は無かった。
全体として、ゴルゴ13を題材としたキャラゲーとして及第点の水準にある事は確かといえる。
ただし、ボリュームはおまけ要素を含めても半日で終わる内容であり、やや物足りない。
最後に、個人的な感想となるが、主人公・久我京平について好印象を持った。
タイプとしては原作漫画作品「シーザーの眼」の鎌田と「蒼狼漂う果て」の竜造寺に近い。
ゲーム終盤では、久我と「G」の対面も描かれるが、実に感情移入できる受け答えであった。
ゴルゴ13 ゴルゴ13アイマスク
いわゆる『でおち』ってやつですね。
友人の誕生日にプレゼントしましたが、なにこれ〜の一言で感想は終わりでした。
今でもつけてくれているのかな・・・
そんな風に思ってしまう今日でした。