フォグランプ
「ブルー」を含む’78年リリースの2ndアルバム。
ジャケットのせいでしょうか・・・?
明るい曲もあるのですが、全体的に暗い印象受けます。
金井夕子の1st「Feeling Lady」と同じ感じがします。
フォグランプ(初回限定盤)(DVD付)
つくづく裏切らないバンドだと思う。
OGRE YOU ASSHOLE通算3枚目、メジャーでは初となるアルバム「フォグランプ」。
淡いジャケット、8曲という構成、そしていつも通りのサウンドメイクと、昔からオウガを好きな人なら確実にハマる内容。
メジャーらしい気負いは全くなく、むしろインディーよりもマイペースな音楽をじっくりと奏でている。
これぞOGRE YOU ASSHOLE、という彼らのイメージの範疇の中で再び新しい傑作を生み出してくれた、そんなイメージ。
もちろん「ピンホール」や今作から聴き始める人にも、この独創性は伝わると思う。
それにしても歌詞やアンサンブルに於ける幻想度と郷愁感が更に強まったように思える。
異空間に入り込むような感覚。ある種の寓話のような感覚。 それでいて、ずっとあるような懐かしさも含んでいる。
特に出戸学の歌声はますます柔らかく、良い意味で形のない感じになってきたと思う。
一曲目はなんとなくキセルを彷彿とさせた。
気持ちの良いリフで押すキャッチーな「ステージ」や、ぼんやり始まってポップなサビへと行く「クラッカー」、
軽快なリズムが耳に残る「ヘッドライト」など、個々の曲の完成度、更に言えば芸術性は非常に高く、何度聴いても面白い。
特に表題曲である「フォグランプ」は、アドバンテージ〜コインランドリーの流れを汲むキャッチーなタイプの曲なんだけれど
一曲の中で曲調が何度も変わり、落ち着かないアンサンブルであるのにも関わらず質感はポップ、という
今までよりも一歩踏み込んだ楽曲として鳴っている。 素晴らしい。
不変を貫くオリジナルの塊のようなOGREの渾身の一作。
尚、パッケージに関してはメジャーらしく豪華になっております。ブックレットにイラストもいっぱい。
これらの曲がツアーでどう再現されるかにも期待。
MIRAREEDミラリード◆スーパーホワイトフォグランプ GT-5002
リレーハーネスやスイッチ一式が揃ったフォグランプですが、ハーネス類が若干短い気がします。
私が取付けたのは軽自動車ですが、配線の長さは「ちょうど良い」。余裕がそれほど無い状態。
普通車の車体の両端に設置する場合は配線の長さが不足すると思われますので、普通車に取り付ける際には、取り付け位置を配線とにらめっこしてください。
灯体としての性能について。
フォグランプという商品ジャンルですが、フォグランプとしてはあまり役立たない。
配光は横に広がらず平べったいスポット的。55Wの明るさを十分に発揮できない灯体の構造。
視認性ではなく、被視認性として使うのなら良いかもしれません。
夜間での使用は、光源(バルブ)が丸見えでグレア光がありますので、他車が多い街中での使用はしない方が良いです。
(フォグランプ自体、街中で使う物ではありませんが)
街灯が無い真っ暗な道で、文字通りヘッドライトの補助灯火として使いましょう。
レンズが青い(発光色は白っぽい)ので、ちょっとしたドレスアップにはなるかもしれません。