サンバ・ベスト・コレクション
本格的にサンバを聴いたのは、このアルバムが初めて。なので、自分にとっては記念すべきサンバデビューアルバム。忘れられない一枚です。サンバは陽気で限りなく楽しいけれど、けっこう哀しい歌もある。でも、それもすべてあの躍動的で情熱的なリズムとメロディにのせて表現してしまうところがすごいと思う。こんな音楽があるブラジルという国をうらやましいと思います。
サンバ・ベスト
最近のサンバテイストの曲ばかり聴いていたら、「これは?!」と思ってしまう一枚です。
古き良きサンバからわりと最近のサンバまで。一口でサンバと言ってもリオのカーニバルを想像していたら目から鱗です。パンデイロとカヴァッコだけのシンプルな構成の曲こそが今のサンバの原型になっているんですねぇ。肉感のある生楽器の音が非常に味わい深いです。スクエアではなく、泥臭いサンバの訛りにしっかり浸れます。
それぞれのアーティストの有名どころばかり集めた大変おいしい一枚なので、サンバを知りたい人はこういうのも是非聴いてみて下さい!!
ブラジル音楽100~ブラジル音楽のすべて
知ってる曲も初めて聴く曲も、よりとりどりで楽しいです。曲ごとに簡単な解説文が載っていて、それ読みながら聴いてます。5枚組で合計100曲を納めたCDがこの価格で手に入るというのはすごくお得です。
ただ、『時代』『スタイル』『地域』などをテーマにして分けてあるので、同じアーティストでもバラバラのCDに入っていたりします。だからじっくり聴くアルバムというよりは『ブラジル音楽への入り口』として聴くのに最適なアルバムだと思います。